365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

RESOLUTE "711"でジーンズ再開。

 

先週は試作立会のため出張していたが、トラブル続きでヤバい勤務屋さんと化していた。

特に水(7:00〜21:30)、木(9:00〜0:00)は堪えた。私は特に責任を負う立場ではないので身体的な疲れだけで済んだけれども。

残念なことに、試作は今週も続く。そんなわけで、散財しないとやってられないのである。先週に行った自分の結婚式で既に未曾有の散財をカマしているじゃないか!というのはさておき…

 

f:id:squaredjackets:20230304143148j:image

iPhoneの写真切り抜き機能を活用するなど…

さて、RESOLUTE(リゾルト)の711を買った。

このブログ、ジーンズを穿くことでアクセスを集めていた時期もあった。最近はジーンズのジ、デニムのデの文字も出てこない。昨年、ジーンズストリートにてジャパンブルーのバギージーンズを買ったぐらいか。(A.P.C.のニュースタンダード?とっくにサイズアウトしてスキニーみたいになりました。今は通勤&部屋着です)

 

近ごろ、気鋭のブランドはリジッドorワンウォッシュの他に、同じシルエットで穿き込みorブリーチ加工を施したジーンズを出している印象がある。コモリ、アプレッセなんかは、加工デニム(4万円超え!)が即日完売する一方、たっぷりとインディゴが残った仕様はリリースから暫く在庫が残っている。

一生懸命に穿いて、自分の身体にフィットさせながら色を落とすという文化は、鮮度を求めるファッションの流れとはカチ合わないのだろう。最初からイカしたフェードをしたジーンズが売っているなら、そっちを買うのが話が速い。特にアプレッセの加工ジーンズは、目がクリクリになるぐらいカッコいい。一方で「この色落ちなら自分でも出来るな…」などと傲慢にも考え、そして実行に移したくなってしまう人間、それは私のことである。(どんなシワが入るか分からない新品の加工ジーンズにヒゲが付いているのも、なんだか気味が悪くて…)

要はジーンズの色をイチから落としていく過程を、再び始めたくなってきただけのこと。

 

f:id:squaredjackets:20230304143302p:image

W33,L32の過不足なきサイジング。

今回のジーンズは何にしよう?と思いつつ、候補はいくつかあった。XXやら66前期後期やら、リーバイスのヴィンテージを中心とするレプリカに拘りがあるわけではない。13〜15オンスぐらいで、ワイド過ぎずにワタリがあって、軽くテーパーが効いたジーンズであれば大体好きだ。

レショップのオリジナルレーベル"LE"から出ている、80〜90年代のレギュラーリーバイスを模したモデルなんかは、ヴィンテージ臭が無くて好印象だった。試着ができない中、リジッドに手を出すのは怖かったのでやめたが。無味無臭なYAECAのジーンズも良いね。あれは濃紺を楽しむものだと思っているので、なるだけ色は落とさない方向性になると思うけれど。

 

f:id:squaredjackets:20230304205351p:image

購入したリゾルトは、ジーンズに興味を持ち始めた当初から気になっていたブランド。買うのは初めてだけれど、デザイナーである林さんのブログは長らく読んでいた。ヴィンテージの再現を目指しながらも「日本人に合わせたパターンの引き直し」「キュンキュンのウエストにノークッションの裾丈という大胆なサイズ提案」が特徴。どれだけオリジナルの仕様に近づけられるかというレプリカ戦争の中で、異彩と魅力を放っていた。

 

f:id:squaredjackets:20230304143643j:image

それでも細い方ではある。

リゾルトの主力モデルは710(66モデル)と711(XXモデル)であり、前者はシュッと、後者はストンとしている。私は太ももとお尻が少し大きいので、710はジャストサイズから1インチアップしても尚、太ももが窮屈だった。

711は太めの位置付けだけど、ここ数年で自分にとってのジャストサイズが相当大きくなってしまったことから、シュッと感は十分に出ている。洗いをかけると更に引き締まったサイズ感になるかと。

 

f:id:squaredjackets:20230304143826j:image

XXモデルの詳しい仕様は他の方々に譲るとして、13オンスちょっと、毛羽立ち強めな特徴こそあれど、オーソドックスな5ポケットのジーンズと言って良い。ワンウォッシュでゴワッとしているけれど、ある種の懐かしさもある硬さ。これが洗えば洗うほどに柔らかく、ツルツルになっていく。

 

f:id:squaredjackets:20230304144337j:image

ボタンフライで、トップも銀色ボタン。これがね〜、ありそうで、実際あるんだけど、無いの。いわゆるテーパードが効いたタイプって、リゾルトの"712"もそうだけど、ジッパーフロントなのよね。本家リーバイスのLVC1954モデルなんかもジップなわけで。

大戦モデルをサンプリングしたリゾルト新作の"714"は711よりテーパーが強くて形も良さそうなんだけど、トップはドーナツボタン。どうせベルトで隠れるから何でも良いんだけど、やっぱり小さめの銀ボタンというのは、平置きした時にめっちゃカッコいい。たったそれだけのことなんだけど、どうしても今回は譲れなかった。

 

f:id:squaredjackets:20230304171506j:image

我慢できなくて、早速スピードコースで洗ってからガス乾燥機に放り込んだ。

穿くにあたっての方針なんか…もう正直どうだっていいや!とも思う。「洗わないほどカッコよくなる」とも言われるA.P.C.のジーンズも、月に1回以上洗ったところでバトラープログラムに引き取ってもらえる程度には具合の良い色落ちになったし。汚れが蓄積しないペースで、キチンと洗いをかけていこうね。

 

f:id:squaredjackets:20230304171729j:image

1回の乾燥で生地はケバケバになり、ボタンフライの痕跡が付いた。おいおい、こんなのでいいのかよ(歓喜)

ハチノスや下がりヒゲは少なめにしたいので、洗濯の頻度は高め。ある程度は斜行させて、耳のアタリもゴリゴリに出したいのでガス乾燥機も併用する。乾燥機は何度ウォッシュをかけたジーンズでも「お前、こんなに…!」ってぐらい縮むので面白い。パッカリングも出まくる。

ただ、自宅の洗濯機で乾燥は行わない。あれは中途半端な熱を長時間かける影響か、重衣料では畳みシワが酷く付いてしまう。カラッと揚げるためにもガス乾燥機、それもデカいやつが良い。

 

f:id:squaredjackets:20230304210119j:image

https://www.instagram.com/p/Cng4ElGP9Fz/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

ジーンズ熱がボッと燃えたのは、公式Instagram内の穿き込み企画でリゾルトの鈴木さんが穿いていた711がキッカケだった。スタイリングを含め、スンゴく良い。偶然にもW33,L32とサイズまで同じ。一つのイメージソースとして、おニューの711を穿いていく所存。

どうなるかな〜。