365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

Aēsopで買い足しているアイテム。

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Aēsop(イソップ)お好きですか。なんやかんや、私は嫌いじゃない。

1987年オーストラリア創業、スキンケアを中心としたライフスタイルブランド。洗練されたパッケージと天然成分を強調したヘルシーなイメージ、ナチュラルな使用感、映え文化との親和性の高さ。

私が通う床屋さんも、スキンケア製品の大半はイソップ製。シャンプー、トリートメント、シェービングセラム、バランシングトナー、ポストシェーブローションあたりが揃っていたかな?

そんなイソップ導入における定番の多くは、ハンドソープとハンドクリームかと思う。厳密には違うが、私の入り口もRind(リンド)というボディバームだった。友人に貰ったReverence(レバレンス)のハンドクリームも会社のデスクに忍ばせている。

そうした看板製品のハンドソープやシャンプーは「ちょっとしたギフト枠」における鉄板…なのだが経験上、日常的にイソップを常用している人でない限り「勿体なくて使えない」「来客用にしている」というケースに陥りがち。あのボトル、品のある置き物として確かに使えるとは思う。

 

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買うと貰えるバッグ。ブランド側も再利用を呼びかけているが、毎回持参を忘れて結局貰う羽目になる。

そうなんだけど、言うても根っこは「使ってナンボのライフスタイルブランド」なんじゃなかろうかと。空気代、雰囲気代が幾分か上乗せされた価格設定であるものの、定価自体は法外ではないじゃない。買う帰る即使う、そういう勢いで接するブランドだと思う。陰影をつけたベッドリネンにくるんでインスタ用のオブジェにしている場合ではない。

またラインアップの中でも一度買ってみて「好きだけど安価な代替商品でも事足りるな…」というアイテムがあれば「もうコレじゃなきゃ無理!」というアイテムもある。

前段が長くなったけれども、私が今まで4,5年ほどお買い物をした中で気に入ってリピートしている、あるいはこれからも買い足し続けるであろうアイテムを何点かご紹介。

 

Tacit Eau de Parfum(香水)

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バジルグランベールとさわやかなシトラスノートが贅沢に香る、活気に満ちた非常に現代的な香り。

隠れた銘品でもなんでもない、もしかしたらハンドソープ&クリームの次ぐらいに知名度のある製品かもしれない。中村倫也さんやバナナマン設楽さんの愛用で知名度が上がった印象。

香りを言葉にするのはどう考えても難しいが(調香師ってスゴい)、付けた瞬間の「苦味のある柑橘&草の香り」に特徴があり、ここでしっくりくれば終盤まで楽しめる香水だと思う。経時で現れるスパイシーな香りもムードが良い。遅ればせながら最近ピアソラを聴き始めたが、アメリカン・クラーベ期(タンゴ・ゼロ・アワーよ!)の胸を締め付けるような退廃と色気、それらの存在しない記憶を思い起こさせる楽曲とマッチする。

リピートすると言いつつ、実はタシットが切れたら次はHwyl(ヒュイル)に乗り換える予定でいる。あの森林・竹林・お寺大爆発みたいな香り、一度店頭で嗅いだのが忘れられなくてね…ヒュイルは歳をとるほどに乗りこなせるであろう香り。

香水自体が嫌い、という方もいるので幾分かの配慮は必要といえど、男女を問わず苦手な人は少ない香りかと思う。店舗で嗅いでみるも良し、非公式のアドマイザーを頼んでみるも良し。

 

Herbal Body Spray(ボディスプレー)

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慎重に選ばれたエッセンシャルオイルを配合したイソップ ハーバル ボディスプレー。どのような場面でも気分を落ち着かせてくれるでしょう。

ハーバルかそうでないかで2種類のボディスプレーが存在する。ややこしい。これは妻からの戴き物のハーバルな方。じゃない方は最近妻が飼っていた。

いわゆるデオドラントケアに類するアイテムであり、公式ではシャワー後の脇に噴霧…と記載がある。それでも良いと思うし、私は会社で作業服に着替える際に胴体付近へワンプッシュすることが多い。

甘すぎず爽やかすぎず、程よくハーバルで持続性も弱い、ムッとしない香りがとても好き。わざわざ香水をつけるほどではないんだけど、うっすらと香り付けしておきたい場面において重宝するアイテム。まだ1本目だけど、リピート買いは間違いなし。

香りの系統は全く違うけれど、もう少し安価な香り物を気軽に使いたいなら無印良品のフレグランスミストも好き。私は「おやすみブレンド」を文字通り寝る前の枕に噴いているけれど、オーデコロンの分類だから日常的に身体に噴霧しても構わない。朝専用モーニングショットを昼に嗜むタイプの貴方なら造作もないことだろう。

 

Hair Oil(ヘアオイル)

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これ5本目なんですよ。そのぐらい好きなアイテム。これを付けずに寝ない日はほとんどない。

タオルドライ後に2滴ほどを手のひらで伸ばして髪をクシャクシャ。歯磨きするなり何なり放置して、ドライヤーで乾燥。髪質は決して良い方ではないと思うけれど、これを3年近く付けているおかげか絡まり/ゴワつき/軋みとは無縁の頭髪を手に入れている。使用後、サラッとしたテクスチャーで、手に油分が残りづらい(水で洗い落としやすい)のもグッドポイント。スタイリング剤としての利用は、もう少し粘り気のある(かつ贅沢に使える)オイルが良さそう。

ヘアオイルって今や色々あるし、群雄割拠の中では頭ひとつ抜けた価格帯だけれど、使い心地と髪への効果を考えると割に合う値段なんじゃないかな。一応予備で無印のヘアセラム(少し前に出たやつ)を時たま使うものの、これからもイソップのヘアオイルはマストで持ち続ける予定。

個人的には紹介するアイテムの中でのイチオシ。本当にオススメ。しかし、割とクセのある唯一無二の香りにつき人を選ぶとも思う。あまりギフトには薦めないかもしらん。私宛はウルトラ大歓迎ですよ。プレゼントにお待ちしてます、ええ。

 

Fabulous Face Cleanser(洗顔)

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2本目。イソップの洗顔は何種類かあって、これは泡立たなくてもOKなジェルタイプのクレンザー。我が家は「泡立て面倒部」に所属しているのでジェルタイプという選択肢は心強い。

非常にスッキリするうえ、顔色がワントーン明るくなるような気持ちよい洗い上がり。ハーバルな中にも瑞々しい柑橘の香りが強調されていて、好感度の高い匂いかと思う。まぁ、ここまで買いてて分かると思うけど柑橘系の香り大好きなのよ。

そんなファビュラスクレンザー、なんとなく平日に使うのが勿体無くて休日の朝に使うことがほとんど。平日の朝は湯オンリーの洗顔、夜はソフィーナipの炭酸泡洗顔かメラノCCの酵素洗顔。な〜んて熱く説いても、ニキビと毛穴は減らないんだよねぇ。どうしたものか。

 

Resurrection Rinse-Free Hand Wash(ハンドジェル)

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こんなん、なんぼあっても良いですからねの結晶体。

香りの良いハンドジェル。リンスフリーと付く通り、洗い流し不要で手が洗える。消毒効果はそこまで強くなくお守り程度だとは思うが、食事前など手が洗いにくいような場面で重宝する。

今は名前が変わっているようで、後継は「アンドラム エクスペディエント ハンドジェル」かな?こういったエチケットなアイテムは各種ブランドから出ているので、必ずしもイソップじゃないと!というわけではない。使い勝手と香りが好みなら選ぶ価値ありだと思う。(サブでSHIROのチャクラーサナのアルコールスプレーも使用しているが、まだ全然使い切れていない)

 

以上が、個人的なお気に入り/オススメのアイテム。

ていねいな暮らし系としてある人からは重宝され、ある人からは嘲笑され。特定のアイテムが持て囃されるブランドではあるけれど、思っているよりも手広くライフスタイルを支えるブランドだし、今後もちょうどいい距離感で付き合っていければなと思う。ちょっと値は張るけど。