365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

日記ちゃん。気楽な履き下ろし。(2024/4/28)

 

GWですな。明けに昇格試験の面接があるので、気が気じゃないけど。

そういう長期休暇を挟んでくるところを含めて、最近は人事部に対するフラストレーションで会社(≠仕事)に対するモチベーションが低い。

この人は採用したいな〜という現場の声(一次、二次面接)をガン無視して学生さんを人事面接で落とすし、昇格試験の筆記試験はピントのズレた悪問が多すぎてナメられた気分だし、そもそも私が昇格試験を一年遅く受けることになった理由にも納得がいっていない。休職したからだ、と昨年に言われたが、それなら私より長く休んでいた1つ下の後輩が今年一緒に受けているのは何故…?本当は私の休職するタイミングぴったりで発生した会社制度の変更によるものだということは私も承知しているが、そのことをキチンと言ってくれない点にもモヤモヤ。

もしGW明けの面接がある程度うまくいったら、その場で人事に面と向かって怨嗟を吐き散らしてしまいそうで、どうにかそれを抑える方法ばかり考えている。鎮まれ、俺の右腕。

 

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小雨だったけど、それほど気にならない。

ところで、先日買ったウエストンの310を履き下ろした。カジュアル想定なので、厚みのあるいつもの無印のリブソックスを合わせて街歩き。

割と足が詰まってるような印象で、早々にリタイアして帰宅するかも…と思っていたが歩き出してみると真逆だった。とにかく歩きやすい。返りが素晴らしく踵も付いてくるので、靴擦れの心配が無い。柔らかいシングルソールだから?さすがに帰り道は少し疲れたものの、出だしのスムーズさで言えば所有したことのある革靴の中ではピカイチ。

帰宅後、598を足に入れて玄関で足踏みしてみたらそれだけで踵が爆発しそうになったので、310との差は歴然。あまりにも履き心地が好みなので、このままいくと将来的にキャップトウの300まで買いかねない。どうか止めてくれ。

 

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毛玉のような革がボロッと落ちそう。

今日のお出掛けは、ウエストンの直営店まで。というのも先週、310を買ったついでに641を下駄箱から出して眺めていたら、踵のライニングに穴が空いていたのだ。

それなりに擦れてダメージは入っていることは認識していたが、全く気づいていなかった。最近は靴紐を緩めていればシューホーンを使わずともシュポッと足入れできるようになっていたので、摩擦が非常に悪く作用していたんだろうな〜…反省。

まぁ買って1ヶ月もしない頃からダメージの赤ちゃんはあったので、むしろ今まで破れずに持ったんだ!と驚いたぐらいには堅牢。

 

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スタッフは慣れた手つきで靴全体のダメージ箇所を確認していた。

大阪の阪急メンズ館にはウエストンの常設ブティックがあり、修理受付もそこで可能。個人的には気になる靴修理ショップが近畿にあるものの、通う上では直営店が最も行きやすかったりする。

穴空きが発生したのは右足だけど、左足もそれなりに擦れているし、何より見た目を揃えておきたい。そのため両足のライニングに新しい革を貼り付ける修理を選択。素材を重ねる分、今よりも少し厚みが出て履き心地が変わるそう。641は購入時より余裕が出てきていて、左足はあと少しだけ窮屈でも良いなと感じていたので望むところ。ちなみに公式修理だと両足で6,600円。普通の修理店の2倍くらい。うーん、まぁ安くもないけど高くもない、公式という安心感の価格か。(修理はヒロカワ製靴に委託しているらしいが)

 

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これは1年ほど前の写真ではありますが

ちなみに641は2019年7月に買ったので、もうすぐ丸5年。月に3,4回ぐらい、最近はもっとペースが低いけれど、アイテムとしては今も気に入っている。

なんといっても着用回数の少なさを置いても、未だにめちゃくちゃ綺麗なのよな。意図的に汚く(?)使うことでもしない限り、どうやっても美しくなってしまう靴だと思う。何度も何度も言っているが、シューツリーを入れて整形させずともモカとアッパーの曲線が綺麗に保たれるUチップって641以外であるんだろうか。屈曲による革地のウネりまでを計算のうえで造られているような、完璧な造形だと思いますねん。

 

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アッパーの美しさは言うまでもないよな。さっき貼った直営店の室内照明が当たった写真とか、特にヌラヌラ感が出ていると思う。

641はワーク靴だからボックスカーフよりロシアンカーフの方が合う、みたいなコメントは頻繁に見かける。私はワーク靴を小綺麗に履くのが好みなので、むしろ艶や表情の細やかさのあるボックスカーフこそ最適だと感じる。どうやったってカジュアルな印象の靴だからこそ、なるだけフォーマルに寄せておきたいというか。

逆に310のようなドレスシューズはタフに使い込んでいる表情が好き。チャールズ国王のジョンロブみたいなのは極端かと思うが、 くたびれてるし傷もあるけど、なんか良いんだよなという靴に惹かれる。セミブローグって穴飾りやステッチが多いし、アッパーの細かなシワや傷も上手く溶け込んでくれるような気がするから、なおさらドレスbut使い込んでいるというイメージと合致する。

 

この動画で磨かれているクロケットの使い込まれ具合、めちゃくちゃ好きで何回も見ちゃう。

まだ真新しさの残る310も、こんなぐらいになるまで履けたらええね。履き心地とビジュアル含めて、本当に良い靴を手にしたと思う。