先日のロイ・ハーグローヴの記事、投稿した日は(当ブログ比で)爆発的なアクセスがあって、それはそれは焦りました。
早くキチンとした音楽ライターの記事が出てくれ~、と祈りながら回るカウンターを眺める1日でした。検索エンジンの力は偉大だ。(今はフツーに落ち着いています)
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あると嬉しいけど、凝り始めると(本当に)無駄に疲れる、靴のクリーム。
サフィールのクリームが無くなるまで新しいのは買わない!と言いつつ、内定式で上京した際に気が大きくなってしまい、密かに買ってました。今回はイングリッシュギルドのビーズリッチクリーム。どうでもいいけど、ビーズというのは蜂のBee=蜜蝋を意味するそうな。アロマビーズ的な方のBeadsで、いい香りでもするのかと勘違いしていました。
以前、黒の革靴に紺のクリームを差し入れると深みが出て英国感が出るらしい、とかどうちゃらこうちゃら言いましたが。
イングリッシュギルドはその名の通り、ジョンロブ、クロケット&ジョーンズ、チャーチ、トリッカーズ、チーニーなどの英国ってる靴ブランド御用達のメーカー。いつかは手にしたい、あの靴たち。エドワード・グリーンとジョンロブは買ったら初任給がまるごと吹き飛ぶ。ビスポークなんて、年収のX分の1が吹き飛ぶ。尤も、足元に諭吉15~100枚が纏わりつくところなんて、想像も付かないのですが。
イングリッシュギルドは黒のクリームでありながら、青みが強い。つまり、英国仕様が標準搭載なんですよ。買った瞬間から英国訛りになっちゃうわけ。Lovely♪とか言っちゃうわけ。(米国人ウケの良いワードです)
黒の靴なのに紺のクリームを入れるのはなんだかな〜、とチョットした後ろめたさを背負う日々を送っていたので、黒くて青いイングリッシュギルドの存在を知った時にはイケない感情が湧き出てしまったのです。中学聖日記的な。違うか。
クリームとしてのどうちゃらこうちゃらは革靴マニアの方にお任せするとして、個人的に効果てき面だなと感じたのは、コーティング系レザーの屈曲部。
何かと白っぽくなりがちな、屈曲部のシワ(写真右)にクリームを入れると、写真左の様に黒光りがカムバック。
「ただ単にクリームが革の表面に乗っかっただけでは?」とも思いましたが、1ヶ月かけて表面の余分なクリームを除ききった(はずの)現在でも白っぽさは出てこないので、クリームの浸透+補色が十分に行われているように思います。
↑の靴はサンダースのポリッシュドカーフですが、チャーチのシャノン(ポリッシュドバインダーカーフ)やリーガルの2504NA(ガラスレザー)にもおそらく効果は…あったら…いいよね。所有していないので、あくまで想像。両方とも欲しい。チャーチはコンサルも欲しい。
ガラスレザーは手入れが不要・固く絞った濡れタオルで拭くだけでOK、なんて紹介されがちだけど、個人的には「神経質にならずに日常使いできるが、だからといってテキトーに扱っていいものではない」というポジショニング。非コーティングレザーの様に小綺麗に扱ってほしいわ〜ん(^3^)ー☆ミと思うので、クリームも入れるし、ブラシと乾拭きも勿論やります。
カーフやコードバンの様な移ろう景色は味わえないかもしれないけど、ガラスレザーだからこそ見える世界もあるんじゃないかな。いや、知らんけど。
ガラスレザーなりの美しさってのも、きっとあるのだろう。イングリッシュギルドは…ドゥーン…って感じの鈍い艶が出るね。 pic.twitter.com/WXh3hdRXj6
— きゃっぷ (@cap_on_cap) 2018年10月16日
あ、もちろん01DRCDの様なカーフレザーにも使えますよ。というか、それ目当てで買ったし。