365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

641 GOLFと外出。

雨上がりを待ちわびながら自室で履き慣らしていたゴルフちゃんですが、昨日は曇り予報だったので外出しました。

 

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毛玉まみれのズボンを添えて。

 

「確かにタイトフィッティングでギウギウ締め付けられるけど、足に吸い付く感覚は不快じゃない、寧ろ気持ちいい」なんて余裕も束の間、家を出て数分で両足の踵が擦れに擦れて燃えるような熱を帯び、哀れな青年は道端で号泣しました。

薬局に駆け込み絆創膏を貼り、KotonakiをGet.

 

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履きジワが残りにくいと聞く旧ゴルフ(ロシアンカーフ)と異なり、デュプイのボックスカーフを使った新ゴルフは半日で細かなシワが沢山。小指付近は将来クラックに発展しそうなザリッとした大きなシワが入ったけれども…ま、別に良いか。君のことはアタシが守るわよ。

ウェストンはパラブーツと較べてモカ割れが生じにくいと事前に聞いていたものの、帰宅後に眺めると右足の屈曲部にかかるモカが僅かに裂けていました。昔と較べて造りガ〜みたいなアレコレはあるかもしれませんが、ま、別に良いか。駅のホームでベビーカーに何度も追突されてヒールに小さな凹みも出来ましたが、ま、別に良いか。

 

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懇切丁寧に扱いたい靴であることは承知しながらも、そういった「ま、別に良いか」という感情へ導いてくれるゴルフの堅牢さ。頼もしい。これがチャーチやグリーンのような英国靴であったり、同じ値段のウールのコートであった場合、こんなカジュアルな気分では扱えないでしょう。フランスに根付くエスプリの精神が体現された一足…ってそれっぽいコトを言っておけばいいと思うなよ。エスプリの意味、調べても良く分かんないんだわ。Je ne parle pas français.

 

パリの町並みは綺麗とは言い難いし、幼少期に仲が良かったピエール君は喧嘩すると中指を立てながら歩き去っていくし、5年前の旅行ではパリ北駅でダフ屋に付き纏われた挙句"Fuck you mother" (明らかにYourではなくYouの発音だった、私はあなたのお母さんではないのだけれども…)と連呼されるし、フランス人への印象は決して良くはないですが、そんな悪印象を払い退けて欲しくなる魅力がウエストンにはあると思います。

いや、あのダフ屋は未だに許してないけど。