365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

ジャーマンとジャーマン。

 

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German Trainer 1183 (EU41)

3年3ヶ月ほどジャーマントレーナーを履いているけれど、未だに好きな気持ちはブレていない。

アッパーやソールに漂う頼りなさからは想像もつかないほど長持ちしていることにビックリ。ソールが薄くなり、踵に穴が開き、屈曲部のレザーがひび割れ、インソールのスポンジもペラペラ。どう考えても経年劣化が激しく見窄らしい靴だけど、不思議と嫌な感じはない。軍隊のハードユースにも耐えてくれる実用靴であることを3年かけて実感。

 

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吟味中…

そんなジャーマン、恋人がずっと前から可愛い可愛いと言っていて、とうとう3月になったら買うぞ!(訳:今月は既にメキパとスカートを買ったので精神的に金欠)と宣言なさった。

とりあえずサイズだけ見とく?と大阪では珍しくリプロ以外のスロバキア製ジャーマントレーナー(タナカユニバーサル)を扱う某インポートシューズ屋さんに。市内だと農林会館の山口ストアーぐらいしか知らないんだけど、どこかの個人店でもチビっと入荷してるのかな。

 

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German Trainer 1183(EU36)

って買っとるやないか。

3年前と比べると明確にジャーマンの流行りがきていえ、その影響で入荷次第ポンスカ売れていくとのこと。タナカユニバーサルも公式ECを始めており凄まじいサイクルで入荷→完売→予約受付を繰り返しているため、まとまった数量の弾が店舗に回ってくるのは稀らしい。

ただでさえ少ないレディースサイズとなると3月には在庫が切れてるかもねってことで、勢いで購入。"日割りで考えたら今日買うのが一番安い"をモットーにしている私としても、それが正解だと思います。

 

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どちらが新品か、書くまでもないでしょう。

サイズは異なれど同じメーカー、同じ型番(1183)の靴。新入生と4年生でここまで違うのかと。アッパー、スウェード、ガムソールの全てがトーンダウンした色味になり、並べると少々では済まされない程度のくたびれ具合に肩身が狭い。

 

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もはや別注と言ってもいいぐらい色味が違う。

靴紐もこんなに痩せ細ってからに…と思いきや写真を見返すと新品当時から細かった。その辺は個体差というかロットというか、当時のプロダクトをそのまま再現するために当時の製法、機械、工程を維持し続けていることに価値のある製品だから、QC管理的に云々とかの次元ではないかと。実際の軍モノも時期ごとに細紐と中細紐が分かれていたに違いない。ちゃんとしたのが欲しかったらマルジェラかリプロに行けと。

 

どなたかは存じ上げませんが、すごく良いと思います。

アディダスのサンバとかもそうなんだけど、ジャーマンベースの靴というのは女性もよく似合う。長らく続いているボリューミー&チャンキーなスニーカーブームに逆行する真逆の超細幅&薄底で装飾の無いトレーニングシューズ、but 爪先のスウェードやガムソールのポップな雰囲気が可愛い。ジャーマントレーナーとエアフォース1はサイコー。

 

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ひどい(クリック済)

この数時間前までティファニーのネックレスを買うか迷っていた恋人も、ジャーマンに手を出したことで賞与までジュエリー・バッグの類は長考に入るとの弁。そう、物欲を抑えるのは新たな物欲なのである。頭が痛いなら腕をつねって紛らわせば良い。高出力スタイルで高額出費を堪えた。それもいつまで続くことやら…

というか、ホワイトデーにジャーマントレーナーをプレゼントしようと思ってたのに本人が買っちゃったので考えが振り出しに戻った。まぁ、私も誕生日の少し前にギャルソンのリュックが欲しいな〜と匂わせておきながら次の週に自分で買って恋人を困らせたので、そのしっぺ返しがきただけなのですが…