ロイドフットウェアで革靴を買ってから、シューケアに関してアレコレ調べ直しています。
下駄箱。
そういえば、
皮革のケア用品は概ね揃えたけど、アレを持っていなかった。
コロンブスの定番コバインキ
コバインキ。読んで字の如く、靴のエッジ=コバに塗るインク。
J.M.ウエストン ゴルフの例
現状
このハゲー!
ゴルフのリッジウェイソールは摩耗に強いものの、ウェルト、ソール1段目、ヒールの積み上げは革製であるため、歩行による色剥げや毛羽立ちは増えてくる。特に爪先は見た目に影響してくる部分なので、いくらワークテイストの靴といえど汚くて得することはないわけで…早めに整えておくべきでした。やってしまおう。
ペタペタ
工作の授業を思い出す。
使い方はごく簡単で、フタと一体化しているハケでインクを取って、コバにペタペタ塗るだけ。本来であれば、事前に紙ヤスリやリムーバーでコバの毛羽や古いインクを落とすそうですが、インクを買うのでさえ1年近く要している面倒くさがり屋さん的には無理も良いところなので、直塗りします。
塗り終えたら、乾くまで待つ…はずが、革用の水性インクがリッジウェイのラバー部分にも沢山付着してしまい、色ムラが出来てしまわないか不安になったため、塗って直ぐにウェスを使って余分なインキを全て拭い落とし。
ラバーソールの挟み撃ち
参考:ロイドフットウェアのダイナイトソール
リッジウェイやダイナイトソールの様なゴムゴムした材質は黒というよりスミクロに近い色。こうしたウェルト→ラバーソール→ヒールの積み上げ→ラバーヒールによる縞模様は地味に好き。
合成底用の油性インクも買ったはいいものの、ラバーソールまで真っ黒に染まってしまうと、ソール全体がのっぺりした感じになってしまいそう。あんまり気にしない方が良いの?そうなの?
塗布後
なるほど染まった。新品同様とは言いませんが、ここが綺麗になるだけでも気持ちは良い。
ただ、毛羽立ちは取らなくてもいいと思って作業を開始したものの、思いのほか目立っちゃった。
ああ、それならレザーソールの裏を整えるときに使っていた"かっさ棒"を使えば良さそう。表面の毛羽に圧力をかけ、押し込むようにギュッギュッと擦る。100均で買えます。
良いでしょう。
最後にインクが落ちないよう、乳化性のクリームでフタをする様に塗布。いつものイングリッシュギルドのバーズワックスクリームを指で擦り込み、ブラッシング+乾拭きで完成。
黒光りしてしまった。
元がマット仕上げのため、アッパーより光るソールには違和感しかありませんが、そのうち慣れるはず。フタをする際には、あんまり光らないマットな乳化性クリームの方が良いカモ。
かぁ〜っ、531943倍わかりやすい。ここまで読んでいただいた方には大変申し訳ないけど、とりあえず今までの部分は忘れてこの動画を見てください。
うむ
880円で靴の見栄えが一段アップ。中々ええ買い物したワァ…