365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

BIRKENSTOCK Boston "Taupe Suede"を購入。

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ドイツ生まれの健康サンダル、ビルケンシュトックのボストンを買った。妻が興味を持っているという話を聞いている中で、そういえば私にも欲しい時期があったなと。

4年前。心斎橋のJ.M.ウエストンの路面店に行こうと決心したが、いまいち踏ん切りがつかずにワンクッションとして真横にあったビルケンに入店。男性スタッフの懇切丁寧な接客に感激し、サンダルは購入しなかったがアーチをサポートするインソールを買った。感激のあまりその方の名前は未だに覚えているし、今も別の店舗で見かける。流石に「あの、以前接客してもらって…」と話しかけるのはキモいにも程があるが。

ちなみにインソールは今も会社の作業靴に入れている。1週間で最も長時間履く靴だからね。

 

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くすんだカーキ、ベージュ。

そんなビルケンシュトック、なんやかんや「いつでも買えるから、今じゃなくても良いか」と考えていたら、いつの間にかボストン(それもスウェードのトープカラー)が極めて品薄になっていた。

クラークスのワラビーやアディダスのサンバみたいに局所的にウケている気配はなく、何年も前から細く永く流行っているものだと思っていた。髪をお団子に纏めた、デミカラーの太いボストン型メガネにヘッドホンを被り、夏はパネルボーダーのバスクシャツ、冬はモンスターパーカー系あるいはミリタリー系グリーンのダウンを羽織り、太すぎはしない黒いコーデュロイのズボンに白いリブソックス、そういう層が履いているイメージがあった。これは決して馬鹿にしている訳ではなく、私がそういうファッジ系の女性ファッションをめちゃくちゃ好きなだけです。

 

さて、手に入らないと焦り出すのが人間の悪い性。稼ぎ頭の永世定番なんだから在庫は復活するし、焦るなっちゅう話ではあるけれど。とはいえ今冬はワラビーに続き、トープカラーのボストンで妻とお揃っちしたいなと思い始めた。それぞれ色が違うyo asaのコートやムジラボのダウンを着たりとかね。ユニクロ×ホワイトマウンテニアリングのダウンも、私は2021年版を既に所有していたところ、2023年モデルを妻が買ったのでお揃いが増えた。

直営店は完売で次回入荷未定か、どこのショップも在庫がないな、メンズサイズは時たま売ってるけどレディースは焼け野原だな、とウィンドウショッピングを繰り返していた。

ところがある日の仕事中、妻が公式通販サイトの在庫が復活していることに気付き、その場でポチったとの報告が。サイズが分からないのに買うのは少し博打よね、まぁ合わなかったら返品するし、次の入荷もいつになるか分からんので私もポチー。ちなみに今はメンズの一部を除いて再び枯渇状態。やっぱり女性の間で流行ってるのかな。

 

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踵とヒールカップには少しの間隙があると良いらしい。

サイズはEU41(26.5cm)で足幅はナロー。先述の路面店で試着した際には41レギュラーを勧められた記憶がある。サイズがメモされた名刺は失くしてしまったが。41レギュラーには僅かな緩さというか、ある程度の踏ん張りを入れて歩かないとカポカポ抜けてしまいそうな記憶があったので、敢えてナローを選んだ。

厚手のソックスだと若干の窮屈感はあるが、普段履きの無印リブソックスだと問題無し。基本的に攻め気味のサイジングで靴を買うようになってしまい、こうしたクロッグの適切なサイズ感が分からなくなってきている。ちなみに上の写真はノーティカの3Pソックス。オフホワイトより眩しいくらいの純白の方がビルケンっぽいよなとぼんやり。

近所履きになったモンベルのソックオンサンダルもそうだし、リカバリーサンダル系もそうだけど、甲が薄いせいか、サンダル類は油断するとスポッと抜けて飛んでいってしまう。それを防ぐために猫の手のようにグッと足を窄めたり、逆に指を反らせる癖が付き掛けてしまい、全然リカバリー出来てないやんけ状態。姿勢が悪くて正しい立ち方が出来なくなっているのも大いに関係していそう。ウエストンの598を買った時に「ボールジョイントと甲が合えば履き心地は確保される」なんて抜かしてたくせに、やっぱり踵が欲しくなってるダサい男です私は。

 

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中厚手のリブソックスなら標準より1穴きつく締めるかな。厚手なら標準と同じ位置で。

ちなみにボストンはバックル付きなので、より甲を押さえるよう締め付け具合が調節できる。一応、少しだけ歩いた感じではフィット感もよく、すっぽ抜ける心配はなさそう…のはずだが、どうも癖で靴を握りしめるような風変わりな歩き方になっちゃう。これでは不健康サンダル。そんなに力入れなくても飛んで行かないよ、もっとリラックスして歩いて大丈夫だよ、と自分をコントロールするしかない。思えば生活する上で力が入りすぎていることは自覚している。そんなに肩を上げてパソコン作業をしなくても良いし、ドアノブはそんなに強く握らなくても回るし、化粧水は擦らなくても肌に染み込むし、楽器はそこまで力を入れなくても音が出る。

そういえば大学受験生の頃、松岡修造氏の言葉が載った本を愛読書にしていた。コラムの中で、修造氏もテニスの現役時代は必要以上に無駄な力を入れてプレイしていたことが書いてあった。脱力する努力もしたけど上手くいかず、このスタイルこそが自分のやり方だと受け入れることであの戦績を残せたのだとかなんとか。これこそが自分だと肯定して、受け入れてあげること。大事だよな〜と心得て生きてきたけど、何が言いたいかってそれでもサンダル履く時は力入れない方が良いっすよ。足壊れるんで。気をつけます。

ちなみに修造氏の言葉で特に好きなのが「真剣であっても深刻にはなるな」で、もはや座右の銘ってぐらい好きなんだけど、なんやかんやで就職して間も無く深刻になってしまい休職するぐらいには銘を活かせておりません。そんなガチガチに固い生き方すらも肯定してあげたい。でも、繰り返しになるけどサンダルは緩く履きたい。

 

トープのボストンといえば、エンジニアドガーメンツの鈴木さんというイメージ。ジャケットにストールとか、ゴリゴリにメリケンなチェックシャツとか、イケてる風butちょっと痛いオヤジになりそうなファッションが完璧にイケている。カッコいいよな〜。

ヤエカの服部さんも以前POPEYEで白シャツ、チノ、パタゴニアのダウン等で合計10着にも満たないミニマルなワードローブを公開していて、靴はトープとブラックのボストンだったな。なんだろう、痺れるな。

街着としてのサンダルが初めての私にとって、照れを無くしていくとでも言うのか、馴染み感を養うには時間が必要だなと思う。自分なりの装いに落とし込むためには沢山履いて違和感を減らしていくしかない。たとえば白スニーカーのスタンスミスだと7年も買い替えながら絶え間なく履き続けているので、すっかり足元に溶け込んだなと思う。そんな感じでボストンがマイ・標準靴となる日は来るだろうか。

とりあえず今は色んな衣類を試せる暑くて寒い季節なので、ボストンとの合わせも念頭に改めてワードローブとの相談会を始めてみよう。よろしくね〜。