365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

日記ちゃん。解夏。(2024/7/22)

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踊ってばかりの国、大阪城野外音楽堂ライブ"解夏"に行った。

同バンドを知ったのは2021年リリースの"moana"が出た頃で、Xで大騒ぎしていた方のポストを見たのがキッカケだったかと思う。1曲目の"Hey human"の呪術的な音の渦巻きに衝撃を受け、この曲ばかり聴いていた時期があった。同年の森、道、市場にも出演していたが、まだそれほど知らないバンドというのもあって聴き逃していた。(後悔している)

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いつ頃だったか妻が代表曲"Boy"に出会い、このバンドにハマっていくようになった。なんとなくあったかもしれない「あの頃」を駆け抜けてゆく爽やかさに、美しさと脆さが紙一重の破壊的なギターソロに、これまた甚く感激した。

そこからライブに行くわけではないが、たまにアルバムを家で再生するようになった。

 

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ほいでもって、今年の森道市場でついに初めてライブ演奏を聴けた。齢35を超えても少年のような眼の輝きを失わないVo.下津さん、純が過ぎるほど眩しい歌唱。

なにより私が惹かれたのは、下津さんを含むトリプルギターの一翼を担う大久保さんと丸山さん。クリーントーンで水面に反射する光のようなアルペジオを繰り出す大久保さん、ノイズや不定型のインプロビゼーションを自由かつ印象的に入れ込んでくる丸山さん。非常にカタいドラム&ベース+下津さんのギター(めっちゃくちゃ上手い)のトリオサウンドを、リキッドなツインギターが挟み込むという、音も絵面も快感が極まるバンドにドハマりした。

7月に大阪で単独公演があることを知り、妻と秒速で申し込んだ。

 

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も、もうお金ないのに…マーチのクオリティが高いんだ…

大阪(というか尼崎)は下津さんの地元であり、野外音楽堂での凱旋ライブは本人にとっても念願だったそう。

演奏、めちゃくちゃ良かった。森道市場では尺の関係から聴き足りないよ!と感じていたのが、約2時間フルで堪能できた。すっかり陽が落ちたタイミングちょうどで始まった"ghost"は神懸かっていた。

ニューアルバム"On the shore"のリリースを直前に控え、既存の楽曲はこなれきって安定かつ超高カロリー。これから定番になるであろう新曲たちも、ライブでどう表現を最大化するか?という模索が、バンドの楽しそうな表情に現れていた。特に、森道市場でも聴けた"兄弟"は"Boy" "ghost" "Hey human"に並ぶアンセムになり得るのではなかろうか。

近畿地方の梅雨も明け、やっとこさホンマモンの夏が始まった気がする。そんな梅雨明けを告げる大号令が大阪野音で踊ってばかりの国、これはね…大正解ですねぇ!!!!!!!!

 

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足毛の処理って加減が難しそう。滅多にサンダルを履かないので気付かなかったけれど、自分の足の形は意外と好きかもしれない。

当日はCAHLUMNのリネンオープンカラーシャツ、リネンジムパンツ、そして届いたばかりのIndosoleのビーチサンダル。どれもまだブログに書いてへんね。インナーは綿のタンクトップ、顔にはギュパールのサングラス。涼しくて最高よ。

合うカバンが無いな!と思ってモンベルのメッシュギアコンテナを担いで、これはこれでよく合うんだけど、プライバシーがゼロで中身も散乱しまくるのでちょっと恥ずかしいね。げげ〜。(最低最悪のギャグ)