GWあたりで修理に出していた、ウエストンの641(ゴルフ)を受け取った。
今回は右踵に穴が空いてしまったので、上から革を当てるカウンターライニング補修を依頼していた。だいたい1ヶ月も経たないうちに完了の連絡が来ていたものの、梅田に足を運ぶ時間がなく2週間ほど遅れての受け取り。
ビフォー、アフター。
公式修理だから当然そうあってほしいが、ライニングと同じ系統の色・手触りの革を使って補修してくれるので仕上がりは満足。
おそらく革靴で最も劣化しやすい箇所ながら、傷んでくるとビジュアル的にも中古靴感が増してしまうので、なるべく気をかけておきたいなと改めて感じた。
羽根が以前より広がったような気もするし、夜だから足が浮腫んでいるだけなような気もするし。あと紐は長いバージョンの方が良いね。短いと妙にダサい。
元ある革を薄く梳くわけでもなく、ペタッと上から新しい革を貼り付けるだけ。踵周りのフィット感が変わる可能性がある…というのは事前の説明だったが、足を通した限りでそこまで影響は感じず。ちょっとだけタイトになったかな?というレベル。
購入当初から今までガッチリと360°から足をホールドしていた641とはいえ、5年も経てば緩くなってきているので"増し締め"は嬉しいところ。
ちなみに修理上で一度インソックを外す→貼り直すためか、ちょっとだけウネウネした鱗状のシワが入って返ってきた。オリジナルはツルンと端正な表情だったので名残惜しいが、別に誰も気にはしないだろう。
また、革が被さるのでラスト/品番/製造番号も半分くらい見えなくなる。特に革の種類や製造年度は重要な情報かと思うので、ご注意を。
ボロくなっていた部分がリフレッシュして戻ってくると、なんだか一層の愛着が湧く。
おそらく次はヒールの交換、その後にライニング補修がもう一度あるかないか?でオールソールになるんじゃないかと思う。まだまだ履けるね。あと15年は余裕も余裕だね。今夏もたくさん履きましょう。
ちなみに昨年買った598は足が破壊されすぎるので登板機会は僅少。こないだ片道1時間の通勤で履いても靴擦れしまくって泣くかと思った。お助け。