365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

日記ちゃん。とりとめのない雑記。(2023/8/24)

ブログのこと。

当ブログ、気がついたら500,000PVを達成していた。7年弱での快挙(?)なので、1日200PVちょいだろうか。

メイクマネーしたいと強く思うわけでもなく、なんとなくPRO化してGoogle Adsenseを導入して4年ぐらい。気が向いた時に貼っているAmazonのリンクと合わせた収益はPRO代を賄えているかな〜、どうかな〜…のライン。あまりチェックしてないけれど。

 

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ビックリするのが、はてなのトップページにある「きょうのはてなブログ」に自分のエントリが表示されること。いわばTinderのブースト機能(不埒な例え)みたいで、取り上げられるだけで平時と比較してアクセス数は2倍近くに跳ねる。

数年前に「アドセンスやるんだったら、ブログ内に問い合わせフォームを設置しなさい!」という連絡があり、平謝りしつつ設けたところ掲載の要件を満たしたらしく、こうして公式サイドで取り上げられるようになった。

こんな一個人のブログなんか…とは思ったが、こんな一個人だからこそ効く小回りを大切にしたいのは今も昔も変わらない。いや、本当は月間500,000PV達成、ブログだけで食べます宣言がしたいような…別にしたくないような…

 

お盆のこと。

すっかり過ぎてしまったが連休の終盤、大きな台風が来ていた。大阪はド直撃コースにあり、交通機関やショップ等の大半は安全を見てほぼ営業休止していた。用があって家を出たら、SCP-3000-JPでも発動したのかと思うほど街は静かだった。

お盆でも妻は仕事の日が多く、私も暇を持て余し尽くしていたので『ヘレディタリー/継承』を(ホラー映画が苦手なくせに)単独で観て震えたり、積んでいた『チェンソーマン』のアニメ版を一気観し、その足(というか手)で漫画も一気読みし直したり…要はゴロゴロしていた。

ヘレディタリーは"21世紀最高のホラー映画"と評されるだけあり、確かに怖かった。とは言いつつ、悪魔崇拝にさしたる興味のない人生なので、怖さの本質を掴み損ねたままエンディングを眺めていた。というか、終盤のドタバタ★ホームパーティー感が妙に面白くて、あえてシリアスさを欠こうとしているのではとも。ストレンジャーシングスでデモゴルゴンをワタワタしながらシバき回すスティーブのシーンを思い出した。

思うに、人間が人間の形を維持したまま狂ったり死んでいく映画は大丈夫かもしれない。どちらかと言えば同じアリ・アスター監督でも、ミッドサマーの方がショッキングな印象を受けた。棄老の儀式とか、血のワシ刑とか、著しい身体の損壊描写が苦手気味。首が飛ぶのはまぁ、そんなに…

チェンソーマンは原作を読んだ際、レゼ編だけで映画ひとつイケそうだなと思っていたので、丁度いいタイミングで1期が終わったなと…普通にTVアニメで2期やるんだろうけど。全体的に原作の忠実な映像化という風合いがあり、アニメから入る場合は絵柄が少し地味かもしれない。それにしても、動いて喋るマキマさんを好きにならないのは無理があるヨォ〜…

 

パスタのこと。

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出た出た、社会人男性がハマりがちなアレ。コーヒー、スパイスカレー、シーシャ、サウナ、キャンプ、そしてパスタ。

妻が仕事で遅いor居ない日の夕食は基本的に私が担当している。一人で過ごす日の昼食、外食やウーバーでは財布が痩せ細るので、台所で安価なパスタを作ることが多くなっていた。当初は適当なレトルトソースを買って食べていたが、ソースが無くてもほんだしとキノコ類を加えたら適当でも美味しくなることに気付き、段々と「ペペロンチーノが上手に作れたら嬉しい」などと無謀にも考え始めるのである。悪癖ですよ。

最初は見よう見まねでレシピを見ながら作ったら、思わず噴き出すほど味の薄い素パスタが生成された。反省してYouTubeで調べた。

本当に凄い世の中で、ミシュランシェフのレシピが無料で知れちゃう。魔法の手の内を明かされてしまって良いのだろうかと思いつつ、今はピアット・スズキの鈴木シェフ、Regaloの小倉シェフに心酔し、アーリオ・オーリオの動画を穴が開くほどリピートしている。落合シェフ、弓削シェフのも繰り返し観た。あのシェフは…視聴の記憶を頭から消すことにしている。(私は不貞行為に厳しい人間)

 

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YouTubeで一番好きなコメント。好きすぎてX(かつてTwitterと呼ばれていたSNS)のヘッダーにしている。元はサックス奏者のマーク・ターナーがライブ前にウォームアップをしている動画。

同じ料理でも、シェフごとでプロセスが全く違うのが興味深い。鈴木シェフの軽妙な喋り口と経験に裏付けられた説得力を楽しみ、小倉シェフの理論に基づいた秒単位の手技に驚嘆し、湯がいたパスタが如く色んなことを吸収しようと努めている。それでも、頭でっかちにならないようには気をつけたいよね。ご飯屋さんで出てきた料理に対して「これは多分○○と○○が入ってて…」「産地が△△で…」とか評論家気取ったところで(少なくとも私は)面白くないなと思う。出てきた物に対して諸手を挙げた同意が良いわけではないが、セオリーから外れてるとか、本場ではそんなことしないとか…うるせえ、じゃあお前がミシュラン関係なく20年続く店やってみろとは思うもので…

これは料理だけじゃなくて、音楽とか服とかもね。複雑なコードワーキングや○○年代の△△ジャンルからの引用が云々、超長綿とか限界まで細かい縫製とか、割とどうでもええやんか。分析的に見る視点を養っていくのも必ず必要だとは思うけど、それ自体がメインになってもうたら(何度も言うが少なくとも私は)面白いとは思わなくなるんだ。その曲を聴いてどこまで心が燃えたぎるか/優しく包まれるか、その服を着てどこまで気分が良くなるか/自身を素敵に演出できるか、どれだけ知識を蓄えようが最後は内なる少年少女に問い掛けたいものです。食事と同じ、バランスよく。

なんだか過去の自分のエントリをグサグサ突き刺しに行っている気がする。

 

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休日は口がニンニク臭いです。

話は逸れつつ、パスタ用にアルミのフライパンを購入した。ミーハー全開で、鈴木シェフと小倉シェフも使っているアカオアルミのDONシリーズ。当然コンロやら調味料やら、何から何まで違うのは承知のうえで、4,000円でプロと同じ道具が手に入るわけで、形から入るのには最高じゃないかな。例えばサックスとか、どんなに安くてもプロと同仕様を揃えたいと思ったら(比較的リーズナブルなメーカーと契約しているミュージシャンでも)最低40〜50万円は必要なわけで…

アルミは熱伝導が良く、軽めに振れる。そのメリットを享受できるほど何も分かってはいないが、なんといっても全身シルバーの見た目が良い。やってる感が出る、テンションが上がる。これめちゃ大事。財布に優しいと思って始めたパスタ生活だけど、結局ガロファロのスパゲッティーニとかイタリアンパセリとか、色々買ってたら地味〜に高くつくよね。

とりあえず、人に出せるレベルのアーリオオーリオ作りから頑張りますとも。