365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

BarbourのBeaufort Waxed Cotton。

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Barbour Beaufort (Regular, 38)

なんか、買ってもうた。

良い感じのアウターを探す旅の中で、いったんバブアーいっとく?という興味本位が財布の紐をスルスルと緩めた。あれだけ悩んでいたのに、決まる時は一瞬やね。

 

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バブアー(Barbour)のオイルドジャケット。英国紳士のマストアイテム…みたいな取り上げられ方がされ過ぎているブランドだけれど、どうなんでしょうね。イギリス人は多分そんなにバブアーやバーバリーは着ていないだろうし、フランス人は多分そんなにセントジェームスやパラブーツを持ってはいないだろうし、アメリカ人は多分そんなにブルックス・ブラザーズ(略)。言うほど日本人がナンタラ屋で燕尾服や着物を仕立てている訳ではないと思うし、メディア側が"語れるポイント"欲しさに適当ブッこくのって、現地の方々にまぁまぁ失礼なのではと感じる。

ちなみに現行のバブアーは旧来の動物性油脂ではなく植物性油脂を使用しているので、古着の様に臭いが出ることはほとんど無いということもスタッフの方から説明されたので記しておきたい。ウエストンでも「過去には少しタイトなフィッティング(いわゆる万力締め)を提案していた時期もあるが、現在は全くない」という話をされたので、過去の情報からアップデート出来ていないメディア様はPV数稼ぎより先にやることがあるのでは?と思う。

 

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今日買ったポパイも入り、手ぶらで帰宅できた。

バブアー内でも形の似た"ビデイル"(乗馬用ジャケットがモチーフ)と迷った中で"ビューフォート"にした決め手は、背面のゲームポケット。かなりの収納力があるので手荷物は勿論、雑誌や自転車に乗る際にチェーンロックなんかも入れておけるので何かと便利。「テアトラのデバイスコートを買えば良いじゃん」というのは本当に僕もそう思う。

 

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Tシャツ1枚だと肌が裏地に触れて蒸れ蒸れハイパー爆弾になるので、早くセーターが着たい。

フィットはスリム(SL)、レギュラー、オーバーサイズの3つがあって、最もスタンダードなレギュラーを選択した。これはもう「英国の服に袖を通すのに日本の血が通ったSLを着るのはちょっと」というイキり心に他ならない。と言いつつゴールドウィン企画のノースフェイスで普通に買い物をしているので、この辺はダブルスタンダードや思うて鼻で笑っていただければ幸いどす。そもそもバブアーも生産国が英国以外にシフト(ビューフォートはモルドバ製)しているので、SL云々のクダリ自体がナンセンスではある。

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「20代のボクらが欲しいもの」と銘打った物欲系ムック。過去に立ち読みした際、確かヴィンテージのエクスプローラーIやクラシックカーの様な非現実的なアイテムも紹介されていて「まぁ20代では買わんだろうな〜」と思っていたのが、気が付けば表紙の兄ちゃんが手にしているビューフォートもゴルフも所有している。どちらも自分の稼ぎで買ったと思うと妙に感慨深い。

ちなみに同じく表紙に写ったギャルソンのフォーエバーシャツは見事にサイズアウトしたので手放しました。サンリミットに行った際の「ウチのデザイナー(門田さん)も着るシャツのサイズが年々上がってきてるんですよ」という一言を思い出す。着れなくなったら素直に手放して、サイズを上げましょう。

 

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中崎町の"もなか珈琲"、雰囲気も良くて素晴らしい!

…そういえば書き忘れていたけれど、先週から休職が明けて職場復帰しています。一時と比較して随分と心身ともに落ち着いたので、またのんびり&ゆっくり、一からやり直す気持ちで過ごしていきます。

自分への復職祝い&休職前に担当していたプロジェクトが社内の成果報償に引っ掛かったようで金一封が戴けるということで、今回バブアーを手にしたのでした。めでたしめでたし。