365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

Sans limiteの二本針長丈スタンドカラーシャツ。

最近、朝の通勤時に駅前で見かける女性。上半身は色々あれど、下半身は常に「クロップド丈のリジッドorアイスブルージーンズ」「長めの白ソックス」「白or黒のエアフォース1」で固定されている。同型品を色違いで組み合わせる、統一感あるミニマルなスタイル。毎朝「良い」という感情を抱きながら仕事に向かう。

私服のミニマル化は難しく、アレコレ言い訳しながら細々と買い物をしてしまう。そしてタンスの肥大化により「いやコレ要らんかったやろ…」と謎の自傷ストレスを受けている。手持ちの衣類の7割は要らんと思う。ホント。

 

f:id:squaredjackets:20210528194601j:image

その中でシャツとズボンは解消へと向かっている。お馴染み(?)サンリミット。最近また好きが加速している。

今回は二本針の長丈スタンドカラー。某サイトで中古品を安く買えたのだけれど、届いた品物は不安になるレベルで使用感が無かった。これ買ってよかったの?

 

f:id:squaredjackets:20210528195445j:image

赤っぽい黒と緑っぽい黒ってあるけれど、サンリミットは後者。

モブキャラに徹することの出来るSH01BやSH04Bとは異なり、このSH06は「太腿まである着丈」「二本針の縫製によるパッカリング」「前身頃と後身頃を繋ぐ深いスリット」とインパクト大。やや女性的な仕様のせいか、取り扱いがあるショップでもサイズ-2〜0までの入荷に留まっていることが多い。

過去にスタンドカラーのサイズ1は試着したことがあって、その際に「ある程度の身長がある人は似合いますよ!」とプッシュされた。個人的な着丈のベストは76〜80cmぐらいなので、暫くはタックインしつつ様子を見ながら外に出してみようと思う。

 

f:id:squaredjackets:20210528214454j:image

Sans limite, Sans limite, Tanaka Universal

やはり合うのはタイプライターのゴムパン。生地は違えどインシームのステッチが二本針だし、荒いパッカリングの入った造りの共通点から最早セットアップと言って良いはず。きな臭いミニマリスト感が良い。このナリをしているのに部屋がめちゃくちゃ散らかっている。

同じスタイルでもギャルソン、ギャルソン、マルジェラだと"山口一郎"感が否めなくなるんだけど、元ギャルソンのパタンナーが作るシャツだとか、マルジェラのサンプリング元となったスニーカーだとか、そういう近親者的ポジショニングってちょっと面白いなと。肌馴染みのあるブランドだから、浮いた感じも無いし。

 

今年の暫定年間ベストその1。ジャケ写の空のようにツーンと広がる音像が気持ち良い。ジャギジャギに歪ませたギターを敷き詰めるように鳴らす音楽が大好物だと再認識するこの頃。