【2019/2/1 追記】
検索流入が多めなこの記事。1年半ぐらい前のことなので、若気がイキり倒している点もありますが、手入れの方法自体に大きな変化はありません。
この記事を読んで、手入れしたくなったら嬉しいですが、メンドクセ~!と思ったなら、特に手入れはしなくても良いかと思います。好きなようにやっていこうね。
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先日購入したアディダスのスタンスミス。ナイキのコルテッツとの2足ローテーション(たまにコンバースのオールスター)で既に10回ぐらい履いてます。
大人気のスタンスミスは大学でもよく見かけるけれど、いかんせん汚い人が多すぎる!黒ずんだアッパーを見ると、お願いだから掃除させて〜!と声をかけたくなります。
革靴に関する手入れ方法はネットに溢れているけれど、革スニーカーになるとコレだ!という情報を探り当てるのは難しい。
せっかくなので、自分のやり方を書き連ねてみます。お手入れ難民の力になれば幸いです。
ちなみに、コチラのブログに書かれていることが、今から書くことの全てです。要するにパクり。
基本は毎日のブラシと乾拭きだけ。靴にキチンと意識を向けて、愛でてあげることが最大のお手入れ。この哲学は本当に分かりやすい。Life Style Imageさん、いつも参考にさせていただいてます。
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使うのは以下のモノ。
豚毛ブラシ、100均のグローブ、ステインリムーバー、アニリンカーフクリーム。
【2017/11/27追記: 馬毛ブラシを購入しました。といっても、やることに大きな差はないのですが…】
【2019/2/1 追記: ここ半年ほどは、モウブレイのシュークリームジャーのホワイトも塗布しています】
まず、帰宅したら…
・靴ヒモを緩める
・手で靴を持って脱ぐ(両足スリスリはNG)
・シューキーパーに入れる(長時間履いた日は蒸れを追い出すためにしばらく放置)
で、ブラッシング。片足15秒でシャシャッとホコリを落とす。櫛で頭皮を刺激するように、革の中で眠る油分を引き出すイメージ。
で、グローブで乾拭き。片足15秒でササっと磨く。革の表面で余ってるクリームやブラッシングで引き出した油分を靴中に引き延ばすイメージ。
基本的なケアは以上。ただし、履いたら毎回必ずやる。
目立つ汚れがついた場合、ステインリムーバーを布(Tシャツの切れ端)に染み込ませて優しく拭う。付けすぎると革が荒れる気がするので、個人的には少量でいいと思います。メラミンスポンジもそれなりにメジャーだけど、やっぱり革が荒れる気が…
ソールはアスファルトの汚れがかなり付くので、大学の研究室から純エタノールをくすねて、キムワイプでサッと一拭き。一応ステインリムーバーでも落ちます。消しゴムはソールが削れるので使わないことをお勧めします。
あとはクリーム。ミネルバリスシオの財布やブライドルレザーのペンケース用に買ったアニリンカーフクリームを流用しています。モウブレイのシュークリームはビッカビカになるので、マットな革質のスタンスミスには不向きかも。今ではシュークリームも塗って、光沢を出すようにしています。
布に1,2mm程度の超微量のクリームをつけて、アッパーに薄〜く膜を作る感じ。そして気が済むまでブラッシング、気が済むまで乾拭き。
クリームは小指の爪ぐらいの量を付けて…というのはよく見かける表現ですが、微量でもこんな感じ。
理想の微光沢。
栄養を与えつつ、革の表面を薄膜で保護。昨日は雨に打たれましたが、おかげさまで帰宅後のケアはすんなり終了しました。光沢が不要な場合はモウブレイのデリケートクリームを入れたらいいのかな。
クリームを入れる頻度は適当。気が向いたらまた超薄塗り。一度クリームを入れたら、あとは日常的なブラッシングと乾拭きで油分を引き出す方が大事かと。
あと、靴を履くときは、シューホーン(靴べら)を使用。100均で買ったプラスチックのチープな携帯シューホーンをコートに忍ばせて使っております。プラの靴べらは割れまくるので、真鍮製に変えました。
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ケアに関しては以上です。単純な手順を毎日積み重ねるだけ。でも靴は確実に綺麗になるし、足元に関心が向くようになる。
たかがスニーカーに手をかけすぎじゃない?と思う人が大半かと思いますが、やっぱり毎日使うものだからこそ大切に扱いたいな、というのが最近の気分。されどスニーカー。完全に自己満!でも、いいじゃない。楽しく、無理のない範囲で今日もスニーカーを愛でていきましょう。