すっかり忘れていたが、ウエストンのゴルフを買ってから2年が経っていた。
結構な履き皺も入るわけで。
2週間に1回、土日に履くかどうかという頻度。幸い?どこにもぶつけずに済んだので、1年前とビジュアル的な変化はほとんど無いと言ってもいい。
守備範囲的にトゥ周りがシュッとしてる598の方が広かったかな〜と今でも思うんだけど、でも641のアイコニックなエプロンフロントはそれだけで所有欲を限りなく満たしてくれるので、相変わらず飽きはこない。
晴れた日の日陰で光るボックスカーフは官能的。
購入当初は革を痛めたくない一心でデリケートクリームを塗り塗りしていたが、最近は思い出した時にブラッシング+乾拭きするだけ。クリームはもう3,4ヶ月は入れてへんのちゃうかな。それでもボックスカーフは、もうデラッデラに光る。
個人的な意見だが、ウェストンに使われているボックスカーフの真価が発揮されるのは、薄暗い部屋とか、夕方とか、光量が少ない場所だと思っている。マットな革なので太陽光が反射してピッカピカ、ということはないのだが、薄暗い場所だと、僅かな光が銀面の奥に拾われ、ぬらーっというか、ぬめーっというか、とにかく滑らかに光ることがある。これが所謂「底光り」というのだろうか。
この特有のヌラヌラ感(造語)、なかなか店頭のサンプルでは気付きにくいので、履いてみてアッと驚くポイントだと思う。
1年ほど前に靴紐を新調したのに、もう青紫に色が抜けている。そういうところやぞ。
ソールの減り(未撮影)(撮れ)も進んではいるけれど、着用頻度が低いのでヒールを含めた交換はまだまだ当分先。
何に合わせてもOKな分、春夏秋冬いつでも履いてアチコチを歩き回った。とはいえ札束でブッかましてる感が出るとヤラしいので、夏はヘインズのビーフィーとユニクロUのワークパンツに合わせることがほとんどだった。秋冬も待ち遠しい。
同じアングルばっかりやんけ!
2年経ったからといって特別な何かがある訳でもないんだけど、やっぱり良い靴だよねと再確認する定点観測風でございました。