365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

バトラープログラムで、A.P.C. Petit New Standardとお別れ。

あけぴ〜。よろぴ〜。

 

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長いこと穿いていたプチニューですが、太ももが更に太ももになったことで、いよいよゲッツゲツのスキニージーンズに。

もはや部屋着にすらならない、痩せるビジョンもない、ということで新年早々A.P.C.の店舗に持ち込みました。

 

バトラープログラムに関して

 

A.P.C.のバトラープログラムは、古ぼけたジーンズをお店で下取りしてもらい、真新しいジーンズを定価の半額でいただけるという実にサステナブルな企画。主人が着古した服を執事(バトラー)に与えていた、あるいは、新品の服を執事が予め馴染ませてから主人に着せていたことが由来だそうですが、本当はどっちなんでしょうね。

知名度がある一方で、引き取りの明確な基準がなく、インタネッツ上でも挑戦している方が少ない、謎に満ちた制度でもあります。

今回は人柱も兼ねて、この大きな謎に挑んでみようってわけだ。という大層なモノではなく、単に新しいジーパンが欲しい〜!ってだけです。

 

店頭にて

僕「すみません、あの、今持ってるジーンズがね、バトラープログラムに適してるか見ていただきたいのですが…」

店「はいどうぞ〜」

〜リュックから薄汚れたジーンズを取り出す〜

店「……………」(慣れた手つきでジーパンをチェック)

僕「……………」

店「少々お待ちください」

〜綺麗なお姉さん店員を呼ぶ〜

姉「……………」

僕「……………」(汗をかき始める)

姉「いいんじゃないですか?」

店「ですよね」

店「はい、こちらOKですよ」

僕「本当ですかー!」

 

比較的あっさり。

僕の見た範囲で確認していたのは、尻ポケット、膝裏、裾、ボタンホール、股周り等の"要注意箇所"に擦れや破れがあるか…つまり、修繕しても治せないレベルのダメージは無いか?を見ていた感じ。あと、股下の長さをメジャーでキチンと測っていました。

肝心の色落ちに関しては、秒で見極めている様子でした。明確な基準は無いでしょうし、スタッフの目から見て程よく色が落ちていればOKってところでしょうか。

 

僕が交換に出したのは、この程度の色落ち。

 

例の儀式

店「では、引き取るジーンズのこちらにイニシャルのサインをお願いします」

僕「あ、ネットで見るやつですね」(進研ゼミではない)

 

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本名である"飯田 淳士"(仮名)のイニシャルを書きました。

 

おー。

感慨深い?いや、この1年はほとんど穿けていなかったな…何にせよ、このジーンズに新しい命が与えられますように。またどこかで会えるといいね。

 

バトラーに辿り着くための洗い方?

その後は新しいリジッドジーンズを試着しながら、店員と雑談。

 

店「穿き方なんですけど、今までどういう感じで着用されてました?ダメージも少なくて、かなり綺麗ですが」

店「洗い方とかはどんな風に?洗剤は?兄弟は?出身高校は?彼氏はいるの?最後に親にありがとうと言ったのはいつ?」

 

過激主義、海水、ジョニー・バーネット等を手札として用意しているA.P.C.だけあって、洗い方は細かく聞かれる。

改めて書くと、最低でも月1、洗濯機、洗剤有、裏表は気にしない、時には柔軟剤・ガス乾燥機も、というセミ甘やかし主義。これがセミなら、甘やかし主義は?それは…穿かずに置き画にすることかな…

バトラーで引き取ってもらうだけなら、思ってるほど過激に寄らなくても良いかと思いますヨ。穿きたいように穿いて洗って、体型が合わなくなったり飽きたりしたら交換してもらう…ぐらいの距離感が個人的にちょうど良いカモ。ジーンズの穿き込みにスポーツ選手の様なストイックさを求めるのなら、それはもう、ご自由に…

 

そんな感じで

初めてのバトラープログラムを比較的すんなり終え、新たなジーパンを手に入れたのでした。

 

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何のジーンズと交換したかは、また別日にでも。