365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

2019年に聴いた音楽について。

年末、暇じゃないけど普段よりは暇なので、溜まってた下書きを消化するしかねぇんだす…

 

この記事を書いてから1年も経ったことに驚いています。こりゃ、あっちゅう間に死ぬな。

 

今年も通勤中、帰宅後を中心に、隙さえあれば好きな音楽を聴く毎日でした。

昨年で言うところのルーカス・ピノ、折坂悠太の様な場外ホームラン級のアルバムは少なかった気がするものの、打率が高いうえに長打(特に三塁打)も多く結果としてOPSは昨年よりも高かった1年という印象。適当に練り歩くだけでも名盤に出会える、良いじゃないの。

そんな今年の私的なベストミュージック達は下図の通り。図とリストは→→→→という順番で対応しています。

 

・国内編

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究極的なポップさを身体が求めているのかなと。あんまり難しいことは考えたくなくて、とにかく楽に入ってきて、それでいて、ズバ抜けて良いもの。リストに入れたあいみょんは勿論のこと、米津玄師、菅田将暉King GnuOfficial髭男dism等々、誰かの好みにはフィットするミュージシャンが山ほど台頭しているのは本当に素敵なこと。僕が高校生だった頃のヒットソングで、今でも聴きたくなる曲って片手に収まる程度しか思いつかないので。今はほんの少しメジャーシーンから潜るだけでも、粒揃いなグッドミュージックが更に見つかりますし。青春時代はとっくに終わりましたが、2010年台後半のポップスは10〜20年後も聴き返したくなるんじゃないかなって思います。

ベストソングは『シェイプ/ペトロールズ』『土曜日のフライト/Wake Up, Girls!』『エイリアンセックスフレンド/FINAL SPANK HAPPY』『脱衣麻雀/Tempalay』『イッツ・マイ・ターン/フィロソフィーのダンス』『朝顔/折坂悠太』『劇場D/Dos Monos』『愛のままに/BASI feat.唾奇』『Pizza vs Hamburger/KIRINJI』『冬のこもりうた/原田知世』です。多いか。

他にも『The Secret Life of VIDEOTAPEMUSIC/VIDEOTAPEMUSIC』『10%/香取慎吾』『Same Thing/星野源』『OOPTH/のろしレコード』やらなんやら、とにかく16枚でも収まりきらないぐらい、音楽がええんじゃ。というか嫌いな音楽自体が年々減ってるんじゃないか。(去年も同じこと言ってました)(来年も同じこと言う)

 

 

・国外編
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世界的にはビリー・アイリッシュ、タイラー・ザ・クリエイターをはじめとする超弩級若手の躍動があったものの、どうもメガ・スターの音楽は避けてしまう傾向にあります。まるで3DCGを見ているような…生活感が無さすぎて怖いというか。「何時に寝起きしてるんだろう?」「このアルバムを作るのに何百人のスタッフ、何百万ドルのお金がかかっているのかしら」とか余計なことばかり考えちゃう。規模感でいえば少し控えめなぐらいが、音楽もスッと入ってきます。

歳をとって、あんまりジャズを聴かなくなったな、と自分では思っていましたがベスト盤を並べると実に10枚がジャズ。もっと言うと他の6枚にも確実にジャズの要素があるため、結局のところ"ジャズってるヤツ"が好きなのでしょう。だけどよ、俺はジャズであれば何でも好きなわけじゃない。ジャズってるかどうかなんだよ。そこはハッキリしておきたい。面倒なヤツだ。

ベストソングは『There Will Never Be Another You/Michel Petrucciani Trio』『Moon River/Jacob Collier』『Seaminer/Harish Raghavan』『HUMAN/Mark Guiliana』『Genesis/Devin Townsend』『Use This Gospel/Kanye West』あたり。ケニーGを大胆にフィーチャーしたカニエ。リリース直後、ジャズ評論家たちの困惑する様子は最高でした。アハハ。

選外ながら『Songs of Innocence & Experience/DYGL』『Beautiful Vinyl Hunter/Ashley Hery』『Who Wants to Be A Millionaire/Chinatown Slalom』『Vox/Pedro Martins』この辺もグーでした。やっぱり16枚に絞るのは無理っぽい。あ、デイグローは日本人か。

 

以上、2019年の好き好きミュージックの羅列にございました。

2010年代が終わるということは、2020年代が始まるということである。当たり前。

"2020年"のフューチャー感。しかし、その近未来に明々後日には両足を突っ込んでいるわけで…なんだかドキドキしちゃいますね。音楽の様式もどんどん変わっていくのかしら。みんな平沢進みたいになったらそれはそれでアリ?

今年もネット上ではありますが、皆様には大変お世話になりました。来年も宜しくお願い致しますね。

それでは、良いお年を〜。