趣向を変えて黒スニーカーが一足あると嬉しいよね、とちょっと前に思いまして。
しかし色々調べたり現物を眺めても、ヴァンズはみんな履きすぎている、エアハラチは思ってたのと違った、M990v5(v4)は高い、オニツカタイガー(アシックスタイガー)は気分的にまだ…
ならいっそのこと、とビルケンシュトックのボストンを狙いに直営店へ行くも、これまた違う…
ならば…
………?
Stan Smith Recon "Home Of Classics"
結局、白かよ。
スタンスミスのリーコン(リコン)シリーズ。以前からリーコンは出ていたけれども、買うのは初めて。今回は"ホーム・オブ・クラシックス"と銘打ったオール白モデル。
店員さん曰く、アッパーにはイタリアンレザーが使われているらしい。ユニクロでも買えるご時世、伊の革にそこまで嬉しさは感じないけれども、なんらかの付加価値があるのは良きことです。価格もそこまで激しくないしね。(ドイツ製のスタンスミスは高すぎたべ…)
スタンレー・スミス氏の顔すらもオミットされ、いよいよ無が極まった一足。
細かなところで言えば、羽根を囲うステッチが無くなっていたり、ヒールタブ下の継ぎ目?が簡素化されていたり、サイドのゴールドロゴも消えていたり、同じスタンスミスなのに別物。
26.0〜27.5とサイズを変えてきましたが、やっぱり爪先に2本のシワが入ってブサイクになってしまう。僕の足形的に仕方なさそうです。
アディダス側としては、真っ白なキャンバスを自分色に"汚し上げろ"という意味を込めてのカラーリングだそう。しかし、こういったミニマル白スニーカーを汚して精神衛生を保っていられるほどイケた人生は送ってはいないので、はじめのうちは徹底的なオイル(クリーム)アップで汚れと向き合おうかなと。
今回はコロニルのシュプリームクリームデラックスとモウブレイのアニリンカーフクリームでクリームアップ。
スンとした佇まい、企画モノのスタンスミスとしては100点満点じゃないでしょうか。
ふう。これで今夏のお買い物は終わりにしましょう。秋冬に向けて節制しようね。言ったからね。