365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

日記ちゃん。良いっすね。(2023/3/30)

 

ロレックスとチューダーの新作発表があり、なかなかの盛り上がりを見せている。チューダーユーザーとしては、オッ!となるような新ラインアップを興味深く眺めた。

 

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個人的な目玉は、それはもう新型のブラックベイ54でしょう。初代サブマリーナへの先祖返り。41mm前後が標準(という印象)のダイバーズウォッチ界で、37mmという麗しいサイズ感。

ロレックスが40mmのエクスプローラーを発表したからこそ、よりミドルサイズを攻めたいというチューダーの方向性が際立って顕著に感じられる。去年リリースされたブラックベイプロ、レンジャー、ペラゴス39の全て(めちゃくちゃカッコいい!)が39mmだし。

39mmのブラックベイ58でも十分すぎるほどの覇権を獲ったというのに、これは相当な人気が出るんじゃなかろうかと。

 

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ユーザーとして見逃せないのは、ブラックベイシリーズの完全刷新。厳密には昨年のS&Gモデルで先駆けて、以下の仕様変更(のほぼ全て)が実施されていたが。

なんといっても、マニュファクチュールキャリバーのMTシリーズを積んだのはビッグニュース。従来のETA(セリタ)より精度が上がり、パワーリザーブも伸び、言うことがなくなった。

サイズは32/36/41から31/36/39/41と細分化され、3連ブレスはT-Fit付き5連ジュビリーブレスになり、ダイヤルも光沢のあるラッカー系からサンレイ仕上げ+ゴールドの縁取りになった。防水性能が150m→100mにダウンする代わりに、竜頭のアルマイトチューブが無くなった。竜頭もクラスプも、形がロレックスっぽくなった。そして価格も、私が購入した際より17万円も上がった。

もはや別人である。幼馴染みがミスコンに出てた、みたいな。

 

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"ROTOR SELF-WINDING"ともサヨナラ…

どちらが良いか、というのは好みがパックリ分かれそう。

私はツールウォッチっぽさが好きで買ったところがあるので、旧モデルをこれからも愛でまくる。ドレッシーな新モデルも、落ち着いたギラつきみたいなのがあって好ましい。ジュビリーブレスだったら、フルーテッドベゼルのデイトジャスト36(シルバー文字盤)が欲しいなと思ったり…

なんにせよ、眺めているだけで楽しいチューダーの新シリーズ。定価は上がる一方だと思うので、今のうちに一本いかが!