365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

履き馴染みを求めて。

新しく革靴を買うと、なる早で足馴染みを良くしたくて、用の無い散歩が増えます。出不精なのでウォーキングといえど貴重な運動。

 

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ロイドのプレーントゥ

ぽってりしたラウンドトゥが好きなので、シュッとしたラストには未だ少し照れがあります。サッパリした見た目のプレーントゥだからこそでしょうか。同じVシリーズでもスプリットトゥ(ウエストンのロジェ似?)なんかだと、このラストが映えそうです。

 

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靴箱で眠っていた平紐に交換

まだ返りが良くないため、両足の踵が擦れるものの、足を360°しっかり掴むのに全く痛くないフィット感はラストとの相性の良さを予感させます。硬かった革も少しずつ柔らかさを帯びてきて、↑の写真のように日光の下だと好きな照り方をしていてグー。左足のシワが不細工パターンになったけれど、特に気にはしていません。

若干スピってる話ですが、太陽光を革靴に当てるのが好きなんですよね。不均一に散らばったワックスやロウ分がテロっと溶けて革に馴染んだり、アスファルトの熱でソールの返りが良くなったりしそうで。根拠はないけれど。

梅雨の季節がもうすぐ訪れるけれど、外出時に遠慮なく履ける靴となるよう、今のうちに下ごしらえを済ませておきます。

ビリっと破れたシャツの修繕。

 

先日破れたLEのシャンブレーシャツ。結構かなり割と落ち込んでいましたが、買ったばかりで気に入っていたので、捨てたり売ったりは出来ずクローゼットで休眠中。

治すか〜。

 

治療前

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ボタンホールの横に裂けが。横糸がブチィ。

ボタンを外すor付ける時に狙いが外れて、瞬間的に生地に強い力がかかったのかもしれません。着脱は計画的に。

 

治療します

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"つよい糸"の文字があまり強くない

裁縫はド素人です。針と糸を買っても、すぐ失くすので定期的に買い直す羽目になります。裁縫以前の問題か。

 

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裁縫が雑なら図も雑

こんな風に、当て布等は使わず、穴をギュッと縛る様なイメージで縫い合わせていきます。破れた生地の左側のみに針を通し、ボタンホールの中は糸を通すだけ。かがり縫いとは少し違うのかな。

 

治療後

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おいおい

見事に穴が塞がりました。//////←こんな感じで縫い進める予定が、途中でワチャワチャしてダマ発生。ドンマイ。

あと、元が白に近い生成りの糸であったのに対し、補修用に用いた糸が白過ぎた問題。事前に紅茶なんかで糸を染めても良かったかもね。

 

とはいえ

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角度によって色味が変わるシャンブレーが好きです

ボタンを止めてしまえば補修の跡は見えず。基本的にボタンを閉めて着るシャツなので、見栄えは悪くないはず。ホールの真横というのも幸いしました。これが生地のド真ん中だったら右往左往してマジックマシンに駆け込んでいるところ。

 

洗濯後

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綿100%の糸なので、水通しでギュッと縮みます。ほつれた縦糸の処理をしなかったので見た目は綺麗ではないけれど、実用面では問題なさそう。

 

もう暑いので着る機会は少ないなあ。

 

仕事を休んでいる期間、目一杯休もうという意思と、もっと有意義なことをしなければという意思がぶつかり合って気分の上下が激しがち。毎朝4〜5時に必ず目が覚めるのが面倒だよね〜。そのあと寝過ぎて寝坊するのまでがセット。ぴえん。

コバインキで綺麗なソールを取り戻す。

ロイドフットウェアで革靴を買ってから、シューケアに関してアレコレ調べ直しています。

 

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下駄箱。

 

そういえば、

皮革のケア用品は概ね揃えたけど、アレを持っていなかった。

 

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コロンブスの定番コバインキ

コバインキ。読んで字の如く、靴のエッジ=コバに塗るインク。

 

J.M.ウエストン ゴルフの例

現状

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このハゲー!

ゴルフのリッジウェイソールは摩耗に強いものの、ウェルト、ソール1段目、ヒールの積み上げは革製であるため、歩行による色剥げや毛羽立ちは増えてくる。特に爪先は見た目に影響してくる部分なので、いくらワークテイストの靴といえど汚くて得することはないわけで…早めに整えておくべきでした。やってしまおう。

 

ペタペタ

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工作の授業を思い出す。

使い方はごく簡単で、フタと一体化しているハケでインクを取って、コバにペタペタ塗るだけ。本来であれば、事前に紙ヤスリやリムーバーでコバの毛羽や古いインクを落とすそうですが、インクを買うのでさえ1年近く要している面倒くさがり屋さん的には無理も良いところなので、直塗りします。

塗り終えたら、乾くまで待つ…はずが、革用の水性インクがリッジウェイのラバー部分にも沢山付着してしまい、色ムラが出来てしまわないか不安になったため、塗って直ぐにウェスを使って余分なインキを全て拭い落とし。

 

ラバーソールの挟み撃ち

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参考:ロイドフットウェアのダイナイトソール

リッジウェイやダイナイトソールの様なゴムゴムした材質は黒というよりスミクロに近い色。こうしたウェルト→ラバーソール→ヒールの積み上げ→ラバーヒールによる縞模様は地味に好き。

合成底用の油性インクも買ったはいいものの、ラバーソールまで真っ黒に染まってしまうと、ソール全体がのっぺりした感じになってしまいそう。あんまり気にしない方が良いの?そうなの?

 

塗布後

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なるほど染まった。新品同様とは言いませんが、ここが綺麗になるだけでも気持ちは良い。

ただ、毛羽立ちは取らなくてもいいと思って作業を開始したものの、思いのほか目立っちゃった。

 

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ああ、それならレザーソールの裏を整えるときに使っていた"かっさ棒"を使えば良さそう。表面の毛羽に圧力をかけ、押し込むようにギュッギュッと擦る。100均で買えます。

 

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良いでしょう。

最後にインクが落ちないよう、乳化性のクリームでフタをする様に塗布。いつものイングリッシュギルドのバーズワックスクリームを指で擦り込み、ブラッシング+乾拭きで完成。

 

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黒光りしてしまった。

元がマット仕上げのため、アッパーより光るソールには違和感しかありませんが、そのうち慣れるはず。フタをする際には、あんまり光らないマットな乳化性クリームの方が良いカモ。

 

かぁ〜っ、531943倍わかりやすい。ここまで読んでいただいた方には大変申し訳ないけど、とりあえず今までの部分は忘れてこの動画を見てください。

 

うむ

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880円で靴の見栄えが一段アップ。中々ええ買い物したワァ…

 

 

Lloyd Footwear Vシリーズのプレーントゥ。

例の書類が届いたので、忘れないうちに送り返しました。入金は1ヶ月以上先のようですが、なる早で経済を回していきます。自分が好きな物にお金を落とそうと思い、まずは革靴を買い足しました。

靴を選ぶにあたり、チーニーやクロケットの様な内外価格差の大きいブランド、はたまたThe Armoury($500、ヨウヘイフクダがデザイン+ノーザンプトンで製造)やMorjas Shoes(€200、形が良さげ)の様な国内で買えないブランドの個人輸入も考えたのですが、関税を考えるとお得感が薄れたり、あとは国内でお金を落としたいなぁということで没に。

 

候補は

・黒のプレーントゥ

・いつでも気兼ねなく履ける

・ゴルフより気楽に扱える存在、でも自分なりに品質と手軽さの折り合いはつけたい

・日本orイギリス製(選択肢が多すぎるため)

という具合。

 

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Lloyd Footwear 5 Eyelet Derby【UK7E】

 

で、ロイドフットウェア。

木型は日本人向けの設計で、製造はノーザンプトンというハイブリッドなメーカー。これなら日本にも、イギリスにもお金が渡る(はず)。

形はシュッとした普通の外羽根プレーントゥ。個人的にはプレーントゥ=アメリカ的なゴツゴツまるまる感を想像していたので、これでもかなりシュッとしている印象。

 

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ロイドは価格帯でグレードが分けられていて、購入したのは比較的求めやすいVシリーズ。上位ラインのMシリーズは革底、マスターロイドは最早OEM元のクロケット&ジョーンズの背中も見えてくる価格帯、で候補に入らず。ガンガン履けることが条件なので、ダイナイトソールが標準搭載のVシリーズがベスト。

 

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アッパーはカーフ。カーフであれば何でもいい的な至上主義を掲げるつもりは一切無いけれど、嫌いなわけがない素材です。タンナーは不詳で、アノネイやデュプイよりキメの細かさで少し劣るかな?ってぐらい。ジーパンと同じで、新品のサラサラした革は少し気恥ずかしさがあるため、早くテラテラになると良いね。

 

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ロイド、リーガル、ウエストン

 

縫製や釣り込み等に関してはコメントも特にないというか、そんなことを気にする価格帯でもないというか。人は皆、いずれ死にますしね(?)

 

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新品の革はカチカチがちなので、シュプリームクリームデラックスを3回も注入。吸うわ吸うわ。イングリッシュギルドも勿論入ります。

 


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ガビ~ン

 

そして、やっぱりこうなる。左足の親指周りに余裕があるせいか、右足のような一文字のシワが入らずウネウネ。あるよね〜。

 

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ちょっとメンヘラっぽくて好き

 

緊急事態宣言が明けた直後の平日なら人も少ないだろうということで、購入の際には心斎橋にあるロイドフットウェアの直営店にお邪魔しました。狭い店内で1on1、ヤるかヤられるかの緊張感が漂う…のではなく、優しいスタッフの方とホンワカ会話しながらフィッティング・購入。(接客に関するネット上の噂には特に言及しません)

購入時に貰えるフィッティングカードに記載の通り、割とギチッとしたサイズ選びになりました。実寸25.7cm、26.2cm、C〜Dウィズな僕の足でUK7を選択。試着後に履き直したゴルフが緩く感じるぐらいにはギッチリ。モノは軽くて歩きやすいので、足への負荷はそんなに高くなさそう。ただ、ソールの返りが悪いので靴ずれの予感はしています。頑張れ頑張れ踵♪

 

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3〜4万円台の革靴はあまりにも選択肢が多く、どこのメーカーを選ぶかで四苦八苦するかと思いますが、なんか印象良いな、これ好きだな、というフィーリングで選べば"愛"に繋がる様に思います。給付金も入ることですし、一足いかがでしょうか。

A.P.C. New Standard、4ヶ月経過。

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なんやかんやで5月。年初に買ったニュースタも4ヶ月が経ち、外で穿くのが億劫になる気温になってきた。

 


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4月から在宅勤務が発生し、自宅に籠る日が多くなりました。そんな時はほとんどニュースタを穿いていたので、着用時間は当社比でマシマシ。

悪い意味で生地がフワフワになってきたので、いっぺん洗濯。シャキッとゴワッとなって帰ってきた。

 

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顕著な色落ちは無く、目を凝らすとヒゲの子どもが見えるぐらい。プチニューもこんなものだったので、それなりに理想系に近付いている気がします。

 

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前述のように在宅勤務で座っていることが多いので、お尻周り、特に左右のポケットより内側の色褪せは速い。初期の段階で乾燥機でグルグル回した影響で、ステッチのうねりが出ております。

 


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膝周りも特に無し。経験上、嫌でもベキベキになる部分なので、落ち着いていきましょう。

部屋着としてしか使っていない、おうち服としてのニュースタ。外に出れる日は来るのかしら。

 

そうそう、自粛で退屈なので、去年紅茶で染めたユニクロ×エンジニアドガーメンツのポロシャツをまた染めました。

 

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友人がスリランカで買ってきてくれたフルーツティーを濃く煮出してやろうと思いましたが、思いのほかベリーな色だったので、コーヒーを追加。

 

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漬け込み時間が短かったので、思ってたほど濃くはならなかったものの、ベージュとカーキの中間色に。もっと濃い方が好みなので、さらに濃ゆいコーヒーでの染め直しを検討しております。うーわ、フルーツの甘い香りとコーヒーの苦味がミックスしてとんでもない香りになってる。外出したらテロだな…