前田さんのところで髪を切った。かれこれ3年は通っているが、毎回とても気持ちの良い時間を過ごせている。
手書きメッセージ付き。ワオ!
前田さんが代表を務める(と言っても従業員ひとりの)MAETA "BARBER LIFE"のオリジナルTシャツ、通称まえっT。
毎年夏前にリリースされているのだが、今年版をオーダーしていたので、カットと一緒に受け取った。
昨年の夏、前田さん含むat every age御一行がテキサス州マーファにあるドナルド・ジャッドのアートが展示された施設を訪れた際のワンシーンが、大きくバックプリントされた一枚。
この一帯を訪れるため、そのためだけに1,000kmほど車で移動したのだとか。そんな「わざわざ行きたくなる」バーバーを目指すという想いもプリントに詰め込まれている。
旅の様子は上記の動画で観れます。
2022年版、2024年版。2023年版は買いそびれまして…
他にも所有している一昨年版は、大阪福島にあるFamily Tree Bottlesというワインショップに前田さんのバーバーチェアを持ち込んでシェービングを施術した際の写真がフロントにプリントされた、なかなかシュールな一枚。
大阪市在住、家近の身としては、自分にスッと落とし込めるローカルTシャツとして重宝している。
2月のフロリダ旅行でも着てました。
なので、着まくって襟もビヨンビヨン。いつぞやの洗濯時に襟周りと背面に青い色移りが生じて泣けたが、それでも着続けているぐらいにはお気に入り。色柄は分けて洗うことの重要性。
ちなみにボディはユナイテッドアスレの青タグ。そこそこヘビーオンス、ザラつきのある空紡糸、XLでも緩すぎないサイズ感、プリントTのボディとしては一番好きかもしれない。
最近ミュージシャンを含むいくつかのプリントTを買うと、ほとんどがアスレの5.6ozハイクオリティシリーズ。好きな方ではあるけれど、この7.1ozの方が着丈が1cm短くてバランスが良いと感じる。上代がハイクオリティTシャツより高いから、なかなかバンドTのボディとしては定着しないと思うけれど…
マーファの広大な地に、ポツンと佇むプラダのブティック。もちろん買い物はできない。もともとブート的なアート作品として置かれたのを、プラダ側も気に入ってコレクションアイテムを提供するようになったという。
行きつけの蕎麦屋の店主が自身の店名を冠したオリジナルのTシャツを着ていたことから、前田さんも仕事着をユニフォーム化することに目覚めたんだとか。いつしかそれを外販するようになり、今に至るのだそう。
「別に誰かに見てほしいとか、自慢したいわけじゃないんだけど、なんか着てて気分が上がるんですよね」
とても分かる。バンドTを着るのだって、同じアーティストが好きな人に見つけてもらいたいというよりは、自分の一部をリプレゼントするアイテムを身につけることで得られる高揚感の方が個人的には大きい。高校時代に作ったクラスT、吹奏楽部のクラブTも、みんなでお揃いを着る楽しさもあったけれど、自分の生活/文化を落とし込んだアイテムにワクワクしていたんだと思う。(それらは流石に部屋着にしかならなかったが)
来週末の森、道、市場は3日間フルで参加予定。
暑いんだか寒いんだか、よく分からん気候が続くけれども、この2枚のTシャツも着ていく予定にしている。見かけたら声掛けてやってください。同じTシャツを着ている人違いだったらごめんなさい。