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エネルギー管理士試験を受験。

エネルギー管理士の取得試験を受けてきた。

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9:00〜17:40という法外な拘束時間により首と腰と股関節を痛めた。

課目は4つ(法令、熱力学・流体力学の基礎、燃焼、熱設備等)、各課目で得点率60%を越えれば合格。課目毎の合格制度もあるので、3年以内に全科目を取り切れば良い。

1年で4課目制覇(=完全合格)できればカッコいいよな〜と思いつつ、試験の類は直前まで全く勉強しないことでお馴染みなので、ここ1〜2週間で詰め込めるだけ詰め込んでから挑んだ。仲の良い同期2人は入社1年目で完全合格を達成しているので、入社3年目の時点で既に遅れをとっているけれど…

 

今回の勉強法、試験の手応えは下記のような具合。

追記:自己採点の結果、75%、95%、80%、75%で無事に合格基準を満たしていました。

 

・課目I(エネルギー総合管理及び法規)

勉強法:過去問を数年分こなして穴埋めの傾向を把握し、一度主要な条文すべてに目を通した。そうすると選択肢から「こんな言葉出てこなかったんちゃう?」というのが排除できて楽。計算問題はパターン通りしか出ないので計算式を丸暗記。三相交流の力率とか何のことやら。

手応え:条文の覚え具合があやふや、案の定1問目から2問連続で落とすアンポンタンぶり。法規は過去問と少し傾向が違うと感じたけれど、計算問題がシンプルだったので解答率は悪くない。難なく(?)合格でしょう。

肌感:75%

 

・課目II(熱と流体の流れの基礎)

勉強法:曲がりなりにも化学工学の修士号を持つ以上、意地でも一発合格したかった課目。ガスサイクルや流体力学で文字をこねくり回す理論的な計算は大学でやってきた一方、過熱蒸気の比エンタルピーがどうこうで乾き度が…みたいなのは意味が分からなくて講義でも寝てたのでイチから勉強し直し。蒸気表を見て目的のh,h',h"をパッと引き抜くのが苦手すぎる。

手応え:どの問題も誘導に沿っていけばスラスラ解き進められたので、今年は相当楽チン。分からない部分も周辺の式や組立単位から逆算すればゴリ押せる。とはいえ計算ミスの鬼である私、有効数字の合わせで間違えてそう。計算問題が合ってさえいれば9割はカタいはず。

肌感:95%

 

・課目IV(熱量設備及びその管理)

勉強法:計算問題は1,2問程度、出題範囲もある程度決まっているので過去問で知識を付け焼き刃で組み合わせられれば合格点は満たせる、という印象。ぶつかり稽古で分からない問題は片っ端から覚え(たつもりにな)ることで対応。

手応え:読みが外れたせいで自信を持って解答できた問題の方が少なく、勘に頼るストレスフルな時間が続いた。単語すら聞いたことないやつばっか。グローブ弁って何?Cv値って何?何でまた蒸気の計算させるの?

肌感:75%

 

・課目III(燃料と燃焼)

勉強法:2問は燃料と燃焼に関する語彙埋め、1問は燃焼計算。乾き(湿り)蒸気量、空気比、不完全燃焼やらを問う計算問題は一度社内の謎講座で似たような問題をやったはずなのに忘れていたうえに、非常にチョコマカしか計算を要求されるので大苦戦。知識問題はゴリ押しで覚えるほかない。

手応え:知識問題は覚えていない範囲から少し出たものの概ね解けたはず。燃焼計算は元々嫌いなのに変化球要素(燃料に窒素が含有しているタイプ)も入って後半から投げやり。「それっぽい答え選手権」の王者としての貫禄を見せつけた。

肌感:80%

 

雰囲気では合格してそうだけど、どうなることやら。明日には主催者側の解答例が出るはずなので、自己採点してみようかなと。

脳も身体もボロボロに疲れるし、貴重な休みを一日取られるし、良いことが全く無いので一発で合格していることを祈るのみです。あ〜、しんど。