おととい発売されたばかりの原雅明さんの新書、Jazz Thingを読みました。
去年、ロナルド・ブルーナー・Jr.のソロ作『Triumph』の国内盤が原さんの関わるレーベル『rings』から出ていて、そのライナーノーツで名前を知りました。
ジャズとヒップホップその他諸々について、狭く浅く、中途半端に知識を持ってしまったが故に生じる、「あれ、ココとココの繋がりはどうなってんだ?」という疑問の数々。
1人で追うにはあまりにも膨大過ぎるそれらのミッシングリンクを、僕なんかより数万倍の知識・経験を持つ原さんが丁寧に埋めてくれる、救いの書的な一冊でした。
読書が久しぶりすぎて、なかなか読んだ感想をシュッと書けないもどかしさはありますが、しばらく遠ざかっていたブラックミュージックへの関心が、本書を読んだことで再燃しました。(そもそも、そんな読書感想文が必要かどうかも分からないし、なんなら不要な気もしますが)
おすすめディスクも沢山掲載されているので、しばらくはコレを追いかける日々になりそうです。