
コムデギャルソン オムドゥのズボンを入手した。またまた中古なんだけども。
長らくコットンやウールの天然繊維派だったのが、PWAのUNIHOME-03を買ったことで夏のデイリーユースにおける化繊の利便性に気づいてしまった。そのうち、ギャルソンの製品加工したポリエステル生地、俗称ポリ縮orエステルが気になってくる。

製品加工が入ると、タグもシワシワでプリントが滲みまくり。たぶん19SS。
縮絨自体は、90年代のオムで売られていたウール縮絨のセットアップを2年前に買った。ネイビージャケットを砕けて着るという観点では重宝するアイテムであり、これからも着倒す予感。
ポリエステルはウールほど縮まない素材のため、パッと見の縮絨感はそれほど強くなさそうだが、どうだろうか。

小さめのトップボタンが可愛い。
このポリエステル加工生地はオムプリュス、シャツ、ブラックなどの複数ラインからも出ているっぽい。あんまり情報ないよな…これだけ有名なのに、妙にミステリアスな側面があるブランド。(店頭に行きなさい)
オムドゥのこれは写真に映すとしっかりダークネイビーだけど、室内光だと黒なのか紺なのか、全く見分けがつかない。
PWAのポリエステルはギャバジン的な綾織でしっかりとした厚みがあるけれど、オムドゥは少し薄め。トロピカルのようなテロテロリン系ほど風になびくわけではなく、形をキープできるくらいには質量がある。

左:オム、右:オムドゥ

下:オム、上:オムドゥ
オムドゥといえば、ポパイで紹介されていたのにトキめいた人も多かろう。私もそこで知ったうちの1人。今回買ったのは厳密には誌面上のと同じではなく、サイドのウエストゴムが入っていないし、タックが入っている。ただ、太めのワタリから急降下して裾幅が絞られるスタイルに相違はない。
上の平置きは90年代のオム(球数が多いので定番で毎年出してたのだろうと推定)との比較になるけれど、ウエストサイズとワタリはほぼ同じである一方、裾幅は明らかにオムドゥが細い。加えて股下が数センチ短いので、テーパード感は一層強い。

バックスタイルは右が片玉縁で、左がフタ付きというのがギャルソンのスラックスにおける定番スタイルなのかしら。
型や素材を含め、ギャルソンにはド定番やスタンダードというものが多く存在しているのだろうけれど、最初に述べたようにハッキリとした情報が全然見当たらないブランドでもあるので、インターネットだけの情報収集には限度がある。私は早く店頭に行かねばならない。でも行くたびに緊張しちゃう。

センタークリースが取れたって別にいいのである。
オムのウールギャバが長らく気に入っていて、しかし家では洗えないほど美麗な素材感ゆえデイリーユース版があればなとぼんやり考えていた。基本的なフォルムは大きく変わらないまま扱いが楽になったこのボトムスは、理想の一つといってもいい。
作りもスーツベースのスラックスだし、同素材のジャケットもセットで売られているはずなので、セットアップはおろかネクタイを締めても全く変ではないと思う。ちょっと裾幅が細くて股下も短いので、違和感を抱く人もいるかもしれないが…しかし今はジャケットを持ち合わせていないし、この可愛らしいフォルムをTシャツやシャツと合わせて楽しもうと思う。