365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

日記ちゃん。ちゃんと…(2023/1/16)

f:id:squaredjackets:20230116183152j:image

キーマカレー作りました。

例年、何かを頑張ってみようと思い立つ、それが一月の恒例行事。

一方、達成されたことはほぼ無い。凝り性の割に、継続するだけの根気は無い。就活のガクチカではないが、「あなたが頑張ったことは何ですか」と問われると、返答に困る。このブログだって、妙に長続きしているだけで「文章力を上げよう」「読者数を増やそう」「月間PV数を〇〇にしよう」みたいな目標設定は一切ない。

つまり、取り決め(られ)た目標に向かうプロセス設計&進捗管理というのが極めて苦手で、そのまま社会人4年目を終えようとしている。実に致命的な性分である。しかし、なんと今年で30歳を迎える。本当に早い!色んな想いを中抜きして結論から申し上げると、今年は小さな目標を明言したうえで、キチンと実行したいと思う。

テーマは「ちゃんとする」の一点のみ。ある日の何気ない会話で「今年こそはちゃんとしてみたい」と呟いたら、その響きが妻にも染み入ったらしく、めでたく我が家のキーフレーズとなった。

f:id:squaredjackets:20230116184648j:image

妻の作る明太パスタが美味しくて、苦手な明太子が好きになった。

早速、ちゃんと身体を整えようということで歯科医の予約を取った。長らく放置していた親知らず(ラスト1本)を抜こうと思ったのです。4本のうち3本は激痛を伴いながら生えてきたことから太古の昔に抜歯済みだが、残す1本は真っすぐ綺麗に生えていたので抜かなくても良いよ、ということだった。そうして6,7年が経過する間に虫歯が発生し、いつの間にか歪な形に欠けてしまった。それでも放置した結果、尖った部分が頬に刺さり、定期的に口内炎が生まれて困っていた。

そんな事情もあり、これは幾ら歯医者に対して苦手意識があろうが、意を決するほかないなと。会社の定期健康診断で来る歯科医の「あんね、歯科治療ってのはね、予約取った時点で8割は終わってんねん」というアンミカ風の格言を信じて、家から徒歩1分のクリニックに足を運んだ。

よく喋る関西弁の、長岡亮介さん似の先生に診てもらうと、割れて虫歯が進行してるので抜いた方がええね、もう今すぐ抜いちゃいましょ、とのこと。麻酔を入れ、レントゲンを撮り、根っこの生え方も問題が無い≒大掛かりな施術は要らないことを確認して抜歯。「ほな、いきますね~」から15秒でポン。問診を除く作業時間は1分くらい。診察開始から30分後には自室にいた。

あぁ…私の「ちゃんとする」ことは、普通の人にとっては何てことのない出来事なんだ、と強い肩透かしを食らった。こんなことすら気苦労しながらやって、おバカちゃんみたいじゃない、と落ち込んだ。それでも、やることはやったのである。人類にとっては小さな一歩だが、一人の人間にとっては大きな一歩。逆ニール・アームストロングとして、私の親知らずも歯肉という名の月面から離陸していった。

抜歯後も半日ほどで出血が治まり、ぽっかり空いた穴と共に穏やかな日常を過ごしている。下側の親知らずを抜いた際は2日ほど血が止まらず、ロキソニンが切れて悶絶級の痛みが出ていたことを思うと、なんと平和なことか。

歯を抜くと顔の形が変わる場合がある、とは頻繁に聞くがどうだろう。1本だけ歯が多い状況が10年近く続いていたので、知らず知らずのうちにミリ単位のズレが蓄積している可能性はある。歯が割れてからは、気になってしきりに舌で触ってしまう癖が付いていたので、口腔内の左右で筋肉のバランスも変わっているかもしれない。それが関係しているかは不明だが、鏡で見ると抜歯以前から顔が左右非対称で、自撮りをすると違和感で気味が悪い。自力で治せるかどうかは分からないけれど、最近は顔を左右対称にするトレーニングを続けている。

左右非対称であることとは別に、マスク社会になってから、表情が不細工になったなぁと感じる。マスク越しの表情に気を遣わずダランと無表情になる、呼吸が辛くなって口呼吸が多くなる、そんな影響のせいか口周りがカワハギみたいにムゥっと前に出てくる。どこかのタイミングでマスクを外す生活が帰ってくるとは思うし、実際少しずつ情勢は変わってきているけれど、その時期までにはニッと張りのある口周りを取り戻したい。

そうそう、いつからそうなったのか全く覚えてないけれど、鼻が常に詰まっていて右鼻は常時30%ぐらいしか通っていないので、次は耳鼻科に行きたい。あと左腕が特定の角度でピキッと鋭く痛むので、整形外科にも…って病院漬けじゃないの!

f:id:squaredjackets:20230116183751j:image

ニキビに効いている気がする。

「ちゃんとする」活動の開始とほぼ同タイミングで、妻も期間が空いていた皮膚科への通院を再開したようだ。背中にある皮膚疾患を治したいとのことで、一人だと難儀していた塗り薬も二人ならササッと対応できる。

なんだか夫婦共に低カロリーな活動に見えるかもしれないが、人生において今日が一番若いということを胸に刻みつつ、今からでも全然遅くない、今日始めたことが偉い、明日やろうって思うだけでも天才野郎、そんな具合で365日を積み重ねられたならば良いと思っちょります。

 

あれ。本当は「ちゃんとしたい」ことを挙げつつ、各分野での目標を書き残そうと思っていたのに、ただ休日に歯を抜くだけの日記になってしまった…これから実行したいことに関しては、また別日に改めて記そうかと思う。

とりあえず、歯は大事にね。