ノーティカ。元は90〜00年代に流行っていたマリンテイストのブランドらしいんだけど、存在を知らなかった。30〜40代の方は懐かしく感じるのだろうか。10年ほど前に一度日本から撤退し、去年から長谷川昭雄さんの監修で再上陸を果たした。
オーバーサイズ ラガーシャツ(ネイビー)
ボタンダウンシャツやチノ、そして今回のラガーシャツというラインアップ、いかにもアメリカン。胸元のロゴも含め、眼鏡を外して遠くから見るとラルフローレンと間違えかねない。
ただし、異様にデカい。ヒップホッパー達にウケたブランドという背景もあるにしろ、長谷川昭雄イズムがふんだんに盛り込まれており、どの服も基本的にXXL〜XXXXLぐらいの大きさ。このラガーシャツはMサイズながら、着丈85cm、身幅77cmであり、布面積がドエライ。フリークスストアのスタッフにXXLぐらいですけど試着は大丈夫ですか?と言われた。大丈夫ではないけど大丈夫です、と答えて購入した。
ドーナツうまー
そのデカさゆえ、CUP AND CONEの極太チノやエリックハンターを限界まで腰穿きして、タックインすることで漸く具合が良くなる。Too Bigシリーズのデッカいチノを合わせ買いするのは、一つの最適解かなと思う。
着てみると分かるけれど、全体がオーバーサイズなのは勿論のこと、特に腕周りが非常に大きく取られている。以前から長谷川さんはアームホール周りの大きさ(カマの深さ)というのを気にしている発言が多い。
そうだね。デザイナーズのものは、なんか不自然だったりする。その点、アメリカの大きいものは、作りが自然なんだよね。丈の長さとかカマ(アームホールの下部)の下げ具合とか。やっぱり俺はあの感じが好きだな。
確かにコモリやサンリミットなんかは意図的にアームホールが小さめに作られており、それ故かデカいなりに着るとシュッとしている。これに関しては好きな方を選べば良いんでないか。店頭で触った感じ、ノーティカはシャツも良かった。デカく着るならユニクロのオックスシャツ(今日も着てます)が1,290円で75点は叩き出せる出来なので、価格なりの差別化は中々難しいのだけれども。
ワードローブでも珍しいロゴ付きの服
上半身が貧弱(出るとこは出てる)なので、身体のラインを拾うポロシャツ、ラガーシャツの類は敬遠していたけれど、なかなか登板回数の多そうな1枚が手に入った。
これは先月の買い物なので良いとして、今月と来月はなるだけ衣類を買わないことに努めたい。ワードローブが爆発しそうなのもあるけれど、夏に向けた大型の買い物があるかもしれないことを考えると、心の貯金を進めておかないと思い切りのある浪費が出来ないので…+Jも買う物無さそうだし、たぶん大丈夫なはず…