365日をJ棟で

サラリーマンの諸々日記。買い物、音楽、日常。

秋冬、どうすっぺな。

秋が近付き、着るものがないのでは?という錯覚に陥る。そんなわけはない。僕のクローゼットには5人分の春夏秋冬を困らせないぐらいの衣類があるというのに…

普通のジャケットが似合う一般男性になりたいと思うことがたまにあります。東京に1ヶ月住んでいた時に、地下鉄でシャイ・マエストロの様な顔の外国人(レギュレーション違反)が四つ糸の付いたマルジェラのセットアップを着ていたのを見て、その想いは一層強くなりまして。良さそうなジャケットを見つける度にコッソリ(誰に対して?)買っているのですが、暖かさ的に代用が効く厚手のスウェットやロングコートに株を奪われ続け、なかなか着る機会には恵まれず。今年こそ、ジャケットを着る秋冬にしたい。出来るかな?

 

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去年の秋に拾った(買った)ジル・サンダーのコットンジャケット、とても気に入っています。サファリジャケットがベースで、軽く起毛した光沢のある綿。セーターを着込めば12月も着れて、Tシャツ1枚ならばそろそろ解禁&5月まで着れる万能選手。袖は折らないと着られないほど長く、西洋人の体型にズルさを感じる一着。(最近自覚しつつあるのですが、どうやら僕は腕が短めらしい)

 

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昨年12月、失恋直後で迷走してヒゲを伸ばしていた期

 

しかし壊滅的にセンスの無い僕は、こういった私服のジャケットに何を合わせるべきかが分からない。それ故、上の写真の様に、インナーは黒いタートルネックのセーター以外の選択肢が無くなります。当然(?)下半身は黒いズボン、黒いソックス、黒い革靴。オタク君が全身黒になってしまう習性が、僕にも自然と備わっているわけです。差し色・色物・柄物を挟む余裕、あるわけない。夏の標準装備が黒or紺のTシャツに黒いズボン、白スニーカーなのは、色合わせに自信が無いからに他ありません。

 

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就活も仕事も結婚式も全てコレで済ませてしまう、只の便利服と化した+Jのセットアップも同様。スーツを着る機会がなくなってしまったので、今秋は私服としてデビューさせようと思ったのですが、シャツを着ると完全にサラリーマンだし、白Tだと業界人っぽくて胡散臭い。じゃあ、これも黒のタートルネック一択じゃんと思って合わせたら、ブルーグレーな+Jの色と相まって、完全に『新宝島』のMV。

 

 

ただでさえ「山口一郎が好きそう」って言われることが多いのに、これじゃあ本当にそうみたいじゃないか。君の枕元に行って、真顔でフラフラと揺れてやろうか!オイ!(山口さんが好きか嫌いかで言えば、結構好きです)

 

…そう、結局これはジャケット云々というよりも、秋冬に着る黒タートルが好きで何にでも合わせてしまうという話。ツィードのジャケットも、A.P.C.のGジャンも、問答無用で合わせちゃろう。東京上野クリニックのCMみたいと笑われようが、顔がデカい人は余計にデカく見えるよと指摘されようが、僕は今年も黒タートルで越秋・越冬します。Don't Stop Me Now!

ユニクロのエクストラファインメリノシリーズ、早く安くならないかなあ)