通勤時に使用しているアイフォーン付属のイヤホンが断線しまして。困った。代わりに以前購入したAIKAQIのワイヤレスイヤホンを使おうとしたのですが、これね…もう、なんというか、イカン。
音はビリビリに割れるし、接続は切れに切れまくるし、どう考えても安かろう悪かろうの典型でした。残念ながら良いとこなし。
しかし、通勤時に音楽が聴けないストレスというのは考えただけで既にストレスになるので、週明けまでに解決せねばならない最重要課題なのです。
タイミングの良いことに友人 a.k.a. "物欲刺激し合い大魔神"が仙台から遊びに来ることになっていたので、彼に付き添ってもらって難波のビックカメラへ。5,6機ぐらい試聴して、しっくり来たものを購入。
AVIOT TE-D01d
新調!
日本の音とか知らないけど、多分全員抱いたぜ。
5年使っている有線イヤホン、RHAのMA750と同じ価格でありながら、なかなかどうして割とかなり結構とても音が良い。MA750同様、対費用効果曲線の伸びが悪くなる手前の、コストパフォーマンス的に美味しいポイントにある音質だと思います。実用性と趣味性の狭間っちゅうか。
音も好きなのですが、購入の決め手になったのはバッテリーの異次元さ。イヤホン単独で9時間、付属のチャージャーを使えば計100時間までイケるという、半ぶっ壊れ性能。だいたいのワイヤレスイヤホンは4〜8時間×4,5回分の容量なので、単純に倍以上の電池持ち。充電ケースは1,800mAhのモバイルバッテリーとしても利用出来てしまうという。なんじゃそら?
日本の音という妙な売り文句、アイドルをはじめとする音楽関係者に製品サンプルを撒き撒きしたインフルエンサーマーケティング…
良く言えば「オーディオへの興味は薄いが音楽は大好きな若年層に、良い音を手軽に聴ける土壌を作っている」
悪く言えば「耳触りのいい言葉を並べて、ライト層にダイレクトマーケティングしまくっている」
そんな新鋭ブランドですが、宣伝しているだけの実力は十分にあるのではないかなと。個人的には使い勝手・音・お値段、オールオッケーです。これから毎日お世話になります。
後発でリリースされたTE-D01gも試聴しましたが、これも普通にアリ。1万円を大きく切ってくるので、ライト層には更に訴求力のある一品でしょうナ。IPX7の耐水性もあるので、運動に使うなら01gかなと。