先週末はジャズ研の同期7人とスノーボード旅。
夜行バスで大阪を発ち、夜明け前の北志賀高原(-6°C)に到着。
こりゃドえらい寒いですワ!
ジャズ研の夏合宿で過去に訪れた北志賀高原ですが、雪の有無でこうも雰囲気が違うとは。学会終わりで東京から直接来たW君はソールがツルツルの革靴で滑り散らかしていました。コマンドソールへの換装が待たれる。
ええ景色や…
ゲレンデへ到着後、1日目は夕方まで滑り倒し。
僕は4年ぶり2回目のスノボでしたが、前回よりはコツが掴めたかな?というレベル。ただ、フロントサイドターンで逆エッジ⇒頭からカルロス・ゴーン(保釈おめでとう)とやった過去のトラウマが抜けず、傾斜のキツい斜面では事あるごとにズザァ~っとブレーキを掛けて木の葉でチンタラ降りてました。
スキー場で食べるラーメン、海辺で食べる焼きそばに匹敵するよね。
参加者のほとんどがスノボ初心者だったので、みんなで転げ回りながら阿鼻叫喚。1日目の終盤は割とスムーズに滑れるようにはなっていました。
滑走中の大きな怪我は無かったものの、僕はリフトから降りてワーッと走っている際に大転倒し、親指を信じられない勢いで突き指。内出血するわ、パンパンに腫れるわ、曲げ伸ばし出来ないわの三重苦。
会う人みんなからどうしたの?と心配されますが、折れてはいません。
幸い同期の1人に現役の医師がいたため、適切なアドバイスを貰って救護所へ行くことに。簡易エコー検査の結果、骨折や腱の断裂は見られなかったものの、あとで病院には行ったほうが良いわねとのこと。帰宅後、整形外科でレントゲンも撮りましたが、やはり内出血が酷いだけでそのうち治りますよ~とのこと。生まれてこの方、骨を折ったことが無かったので安心ちゃんです。
話は戻り…
スキー・スノーボードといえば宿でのんびり、というのが一つの目的であるように思うのですが、出発前に宿泊先の口コミを調べてみると出るわ出るわ、低評価の嵐。
巷では「最悪スキー宿」などと呼ばれている、バイヤーな宿に当たってしまった。(ソルトさんの記事冒頭に載っているスクショの宿が、我々の宿泊先)
「こりゃ地獄だ」「寧ろ学生旅行っぽくて良い」なんて騒ぎながら宿に入ってみると、これが案外フツー。
フロントの対応も良いし、ウェア・ボード類の貸出施設の兄ちゃんも優しい。部屋の内装も綺麗だし布団もフカフカ。温水暖房もホカホカで、窓を開けて氷点下の空気を取り入れないと暑いぐらい。食事は…まぁ、お察しの通りで…家族連れ・カップルだと寂しい内容だけど、男8人だと合宿っぽくて寧ろテンションが上がる。
1080p60fpsの動画でも爆速で読み込めるなんて、ウチの研究室(有線LAN)より速いじゃん…
特筆すべきは宿のフリーWi-Fi。アンテナ2本でも驚愕の下り130mbpsを記録。iPhone XSの処理能力も相まって、どんなに重いウェブページも0.6秒(体感速度)で読み込める。こういった宿のWi-Fiは申し訳程度の接続感・速度しかないケースが多いので、このスピード感には声を出して笑いました。
そんなわけで口コミを読んでハードルを下げすぎたせいか、拍子抜けするほど宿は良かったです。★で言えば、4.5ぐらいあってもいいんだけどなあ。あとでレビュー書いとくかあ。
1日目は夜行バスの疲れ×スノボの疲れが合わさった満身創痍天国により、19時半には寝落ちしていたようです。気持ちええワァ。
2日目も身体がバキバキながらも朝から滑り倒し、帰宅時間が異なる東京組を見送りつつ、大阪組はノンビリ滑走。
山頂で食べるカレーもまた美味しい。
その後は温泉に浸かり、夜行バスの発車時刻までバスターミナル(コンセント、Wi-Fiスポット付き)でのんびり。あとは家に帰るだけなので、ソファーに腰掛けてふにゃふにゃ。
下戸なのでモンスターで…
そうそう、学生生活の最後はこういうのがやりたかったよね。月末に学会が入ってしまったので、これが僕にとっての卒業旅行になっちゃうわけですが、最後の最後に楽しき思い出ができましたネ。
入社式・新人研修の案内が届いて少しブルーになっていましたが、みんなと遊んで気分も少し晴れちゃんズ日和。来年度以降もこうやって定期的に集まれたら良いですわね。